ヤバくて面白ぇ女
大学の門が見えてきた。閉まったままなので、桜に鍵を持っている人を呼んでもらうことにした。
鍵は文康が持っており、窓越しに話しかけてきた。
「おぉ!清浄院さんにも聞いたが全員無事か!」
「あぁ全員無事だ。心配してくれてありがとなメースケ」
「わざとだろ!もう完全に俺で遊んでいるだろ!」
「そんな事ナイヨジョースケ」
「お前ら本当に俺の名前を覚えてるんだよな?!」
「「覚えてるよタイスケ」」
「もう知らん!!!」
俺、ケイン、空と大地のコンビプレイが炸裂した結果、宗介は鍵を俺らに投げつけ、足早に帰っていってしまった。
鍵穴に鍵を入れ込み、門を空けていると、
「あっ!やっぱり!貴方達がCONTENDERね!タイミングが良かったわ!」
活発そうな女性の声がどこからか聞こえてきた。
「一人だけ?新しい避難者か?そうだがどうしたんだ?」
ライアンが車から出て話しかけ俺ら含めて全員も窓から顔を出す。
そこには西洋人の顔立ちをした金髪の女性がこちらに向かって話しかけていた。
すると俺の方を向いて…
「あ、いたー!トーヤ!君があのトーヤでしょ!」
…嫌な予感がする。
「私キアラ!キアラ・カルデローネ!私と付き合って!」
聞き間違いでなければ、そう言った。
「「「「「「「「ハァぁぁぁぁ?!!」」」」」」」」
俺は窓から飛び出し、まだ鍵を開けれてない門を飛び越え、大学の方へと逃げた。
「あなたには説明責任があります!」
「私たち隊員は知る権利があるのです!」
と天月兄弟がノリノリで追いかけてきた。
「ヤメロォォォォ!!!俺は何も知らない!俺の事を追いかけるなァァァ!!!」
もちろん拘束された。
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1度敷地の中に入り、マジでなんでそうなったのか話を聞くことになった。
空中で縛り上げられたまま。
「おい、このままかよ。降ろせよ」
「そう…きっかけは貴方達の配信を見た時から…」
「嘘だろお前。万が一億が一でも恋人になるかもしれないやつの事を無視すんの?スゴイなお前」
「「そんな事を考えられるなら付き合えば?」」
「ふざけんなスカイアース兄弟。イヤだね。自分の時間が減るもん」
「貴方の事を見た時にビビッときたわ!」
「「「ホントにスゴイなコイツ!」」」
「これが恋なんだなって思ったわ!言い寄って来る男は多かったけど、自分からなのは初めてよ!」
「確かにキアラちゃんも美人だもんね〜!」
「昨日までの私は、怖がって避難所の毛布に包まってただけだったわ。でも貴方の言葉に勇気をもらったのよ!私も夢を叶えるために頑張るの!イケメンな彼氏をゲットして楽しい思い出をいっぱいつくるの!」
「「「「「クセが強え」」」」」
「よかったわね桃也くん。バカやって思い出つくる夢にぴったりの彼女さんじゃない」
「面白い女だなぁ…ははっ」
いつの間にかウザ辺も来ていた。
「おっウザ辺。最後の言葉はそれで十分か?」
「その格好でなかなかに辛辣なことを言うねぇ。アームで簀巻きにされた君に何ができると言うんだ」
「キアラだっけ?コイツ撃ってよ。そしたら付き合ってあg」
発泡音。
残念ながら足元をかすめるに終わった。
「やった!ありがとうトーヤ!愛してるよ!」
「…付き合ってあげることも考えていいよって言おうとしたんだ。まだ決めてないし、ちゃんと当てなくちゃ」
「この子こんなに引き金軽いなら問題ないね。殺されそうだから命乞いとして、CONTENDERに入隊させてあげるよ。僕の権限でね。そしたらいつでも愛しの桃也くん♡と一緒にいられるよ」
速攻で銃を降ろし、くるっとこちらを向く。
「ありがとう!ごめんねトーヤ。この人撃てなくなっちゃった」
「は?ふざけんな。そんなの勝手に決めていいわけないだろ」
「残念ながら僕のほうが立場が上だから♪いつでもイチャイチャできるよ♪犬も猫も食わないから」
「畜生めェェェェ!!!」
こうして、新しくナトリウムカリウム合金ようなクセの強い女が仲間になったとさ。
コイツを入れるべきか一日悩んだ。でも食文化の違いでの言い合いとか面白そうだし入れた。
安心して。色恋とか書いて何話もグダグダ時間使うつもりはそんなにない。たぶんない。わかんない。
べ…別に評価してもいいわよっ!て感じたそこの人!
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