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第18話:女たちの逆襲

結局あのあと、流石にダブルベットを四人で寝るのは狭すぎるということで、総理という権力を利用してもう一つ部屋を借りられることになった。


「とりあえず部屋決めをするわよ」


恵はこれから戦争に行くような激しい表情をしていた。


真波からもメラメラと燃えるような熱気を感じる。


千智も、先ほどの札幌会談時よりも熱が入っていた。


「臨むところだよ」


「絶対透君と同じ部屋がいい!二人きりがいい!」


そう、こいつら3人は誰が俺と二人部屋になるかで話し合っていたのだった。


「さっき、そこの電気屋で人生ゲームを買ってきたわ」


おいおいそんなでっけー荷物誰が持って帰るんだよ。


ってかこのためだけにって金もったいなすぎるだろ、ってかこの世は戦時中だろ!?


「最後、ゴールした時に誰が一番お金持ちかで勝負するわよ」


「ふふふ、私はこういうこともあろうかと人生ゲームの一人回しを何回やったことか!!」


真波さん!?もしかして相当寂しい人ですか!?


ってかこういう時もあろうかとって、めっちゃレアなケースじゃないですか!?


「実は私もなんだ!そのために早稲田を出た」


千智に至ってはもうわけわからねーよ!


「俺、向こうの部屋行っていいですか?」


場の空気が暑すぎるため撤退した方がいいであろう。


「「「透君は黙って!!」」」


3人は口を揃えてシャウト。


だめだこりゃ。


もう一つの部屋は今いる部屋の隣。


俺はベットにバタンと倒れ込む。


はぁぁ。


誰もいない部屋はこんなにも落ち着くものなのか。


今日は非常に疲れた。


今日一日の描写に、これを合わせて五話分も書いている。


とても濃い一日ということがわかるだろう。


俺は疲れでこの部屋に来て数分で寝てしまったのであった。



俺は目が覚めると時計は夜の11時を指していた。


「やば、お風呂入ってねぇわ」


俺はすくっと身体をおこs、、せない、、?


俺の足元がなんだかでっかくて酒臭い物体がモゾモゾしていた。


なんか違和感あると思ったら、、


ん、こいつなんかズボン下ろしてない?


「おい、?おい!!あぁぁぁぁぁ俺もうお嫁に行けないわ!!!!」


何が起こったかを詳しく言うと年齢制限がかかってしまうため言わないでおく。


俺の足元から真波がひょっこりと顔を出す。


「透君///このポッキー、な、あ、に?/////」


「き、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁえっちぃぃぃ!!」


俺はただただ叫ぶしかなかったのであった。



その頃恵と千智は隣の部屋で死体のように床に転がっていた。


「どなりがらざげびごえぎごえるげど、だのじぞう(隣から叫び声聞こえるけど、楽しそう)」


「ぞれな(それな)」


「あ、そうだ!私たちも隣の部屋に凸りにいこ!」


「え、でもオートロックよ?」


「っへっへっへ、東京の首相を舐めるな?持ってるんだよ!隣の部屋の鍵を!」


「おぉぉぉ!流石です千代田総理!!」


「えっへっへ、よきにはからえ!」


「総理もわるよのぉ」



ガチャリ。


「え、誰?」


俺のことを好き放題していた真波はびっくりして扉の方を向いた。


「「へっへっへ」」


千智は悪役みたいな面をして鍵を真波にチラチラと見せた。


「あ、あんたら!!せこいぞ!!」


真波がそんなことを言っている間に赤面をした恵がずんずんと俺に向かって歩いてくる。


「お前も酒入ってんのかよ!!」


「透くーん、ほら、お姉さんの方向いて〜?」


恵さんは完全に酔っ払っていた。


俺は嫌な予感がしたので逆の方を向いていると、今度は千智も酒臭い口臭を漂わせながらこっちにくる。


「透君、私のおっぱい何カップだか知ってる〜?」


「キィィヤァァァァァァ」


下には真波、左には恵、左には千智。


俺はもうただただ叫ぶしかなかった。


(過激なイチャイチャ回ごめんなさい)

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