第12話:それ以上からかわないでください
軽井沢に行っていたら投稿遅れましたすみません。
俺は転生してきて三日目にして今、国をあげて北海道民国に来ている。
なんだろう、地位飛躍しすぎるのやめてもらってもいいですか?
まあでも、今の状況が一概に悪いとはいえない。
右には黒髪ロングのクーデレお姉さん、左には赤髪ロングの少しチャラいお姉さん。
自然に鼻の下が伸びてしまう。
恵は真面目で、今後のスケジュールや戦略などをパソコンで書き出していた。
真波はインスタグラムを見たり、TikTokを見たり、JKらしいラインナップで携帯を見ていた。
では俺は何をしているのかというと、この二人の観察…ではなく、いや、ではないこともないが、、
この世界の地政や情勢を知るために新聞を読んでいたのである。
『大阪、平城王国に宣戦布告』
西日本でも動きがあるようだ。
大阪は社会主義国家で、GDPは日本列島の中で東京に次いで第2位。
しかも、瀬戸内国の高松地区を占領しているそうだ。
日本列島の中でも勢いがある国なのである。
もしかしたら、東京の最大の敵は大阪なのかもしれない。
「そんな難しい顔して新聞読んで、どうしたの?」
そう聞いてきたのは真波だった。
「いえ、戦略を練っていただけです」
「えぇ、なんか透、恵に似てる?あ、それとも似ちゃった?」
真波は揶揄うように言ってくる。
恵は自分の名前を言われたからか、肩がピクリと動く。
「いやいや、まだ出会ってから今日で三日なのに、似るわけないじゃないですか」
「でも、一夜を過ごした仲でしょ?一緒に暮らしてるって部下から聞いたよ。あ、正確には二夜か。あっはっは!」
真波は腹の底から大爆笑。
「一夜過ごしたって、何もしてないわよ!?」
恵はとうとう真波に突っ込む。
「あれ、でも確か、恵の部屋ってあんまり広くないよね。寝る場所ベットしかないじゃん。どうやって寝たの?」
あ。恵さんの頭から煙が出てきました。ショートしたようです。
「べべべべ、べ、べ、別に!一緒にベットで寝たわけないじゃない!!!!」
「え、『一緒にベットでねたの?』なんて一言も聞いてないよ?」
恵はとうとう右側の窓に寄っかかる。
「大丈夫ですか恵さん!?」
肩を揺さぶっても起き上がってこなかった。
「ねえ、恵は透のこと好き??」
真波さん!!何聞いちゃってるの!?
「んな!!!」
恵は林檎よりも赤くなった。
もう赤通り越して青くなってない??
「す、好きなわけないじゃない、、まだ会ったばっかりなのに、、」
「じゃあ、私貰っちゃおー!」
真波は俺の腕に抱きついてくる。
わ、わぉ。Fカップ(推定)のおっぱいが、俺の腕に。
「もう!やめてちょうだいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」
恵は札幌の空で叫んだのであった。




