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生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる  作者: トーヤ


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お祭り騒ぎの後始末?〜ジャスティード(アシーダ代官)

「昨日の夜の騒ぎはなんなのですか!?」


私は冒険者ギルドのギルドマスターに問いかけた。


私の名前は、ジャスティード。

アンファール領主からアシーダの代官を任じられています。

というか、丸投げ状態ですけどね。

何もしないくせに、文句だけはものすごく出てきて、イヤになりますよね。

だったら自分でやってくれと言いたくなるってものですが、そうもいかないんですよね。


本来の任務のために、アンファール領主に雇われているのだから。


私の本当の雇い主は、国です。

王城での文官の仕事をするために、採用試験を突破したはずなのに、なぜかアシーダで代官として働くハメになっています。

どうしてでしょうね?

私が選ばれた理由は、見た目に特徴がないからって酷いと思いませんか?

確かに男前でもないし、不細工でもないですけどね?

1番印象に残らないからって…。

そんな選定基準ですかって言いたくもなるでしょう?

おっと、無意識にグチが…。



そして本来の任務とは、アンファール領主の不正の証拠を集めること。

領都での仕事の方が、集めやすかったかも知れないですけどね。

新参者には重要なところは任せるはずもないですよね。


まぁ、アシーダもかなりの重要拠点なのではないかと思うんですけどねぇ…。

探せば不正の証拠が出てくる出てくる。

隠す気もないのでしょうかね?

それともこれで隠しているつもりなのでしょうか?

賄賂(わいろ)癒着(ゆちゃく)談合(だんごう)…。

あぁ、横領(おうりょう)もしてますね。

なんでこんな人物が領主とかやってるんですかね?

えっ?先代は有能だったのですか。

だいたいどこも有能な権力者の次代は、無能が多いですよね。

無能の上に、余計なことしかしないんですよね。

困ったものです。


っと、今はギルドマスターでしたね。


「なぜ、俺に確認するんだ!?」


ギルドマスターのジーライは、不機嫌な顔で聞き返してくる。


「役所からここに来る途中で、皆さんあなたの指示だったと言ってましたけど?違いましたか?」


うわー。

舌打ちとかしちゃいますか?


「……」


だんまりですか?


「お答えいただけますか?アンファール領主様に報告しなければならないのですが」


様とかつけたくないんですけどねぇ。


「…報酬をチョロまかそうとした冒険者のガキを探していたんだ」

「報酬をですか?」


おやおや、おかしいですね?

聞き間違いですかね?


午前中にハーフエルフのミランジュランダさん経由で届いた、第三王子のアルサイジェス様の署名入りの書類には、詐欺行為を働き、報酬を誤魔化したのは、ギルドマスター達だったはずですけどねぇ?


「あぁ、そうだ」

「その冒険者は、捕まえたのですか?」

「いや、みつかってねぇ」

「おかしいですね?門からも出ていないのですよね?」


どこかに抜け道でもありましたかね?


「もういいか?」


いやいやいやいや、まだですよ?


「いえ、これから詳細に聞かせていただきます。どの依頼でいくらの報酬をどのように誤魔化そうとしたのか、詳しく聞かせていただかないと、報告できませんので。よろしくお願いしますね?」


こちらは、あなたが領主と懇意にしているのも把握していますよ?

ごまかせると思っているのでしょうけれど、ムリですよ?

私が報告をあげるのは、国にも、ですからねぇ。


「わかった。冒険者ミゲルは1度受けたドブ掃除の指名依頼を自分の都合で取り消そうとしたんだ」

「取り消しの理由はなんですか?」


56区画を24区画だと偽ったのは、知ってますよ?

冒険者ギルドには、たくさんの冒険者がいましたよね?

全員がギルドマスターの手下ではないのですよ?

さて、なんて説明してくれますか?


「報酬か安すぎるって言い出したんだ」


そりゃ言うでしょ?

半分以下でこき使うつもりだったのでしょう?


「それは、依頼を受ける時からわかっていたのでは?」

「そうだ!だから受けた依頼をやるのは当たり前だろ?」


ちゃんとした依頼でしたら、そうでしょうねぇ。

でも、ウソだらけの依頼に、事実ではない回答。

アルサイジェス様は、あなた達が脅していたと証言していますしね。


「なるほど、わかりました。そう報告しますね」

「あぁ、頼んだ」


えぇ、もちろん。

アンファール領主には、そう報告しますよ?


国には、真実を報告しますよ。

もちろん、そう言っていたことも報告しますよ?

懇意にしている情報屋からも、アルサイジェス様の書類と同様の報告が来てますからね。


件の冒険者はすでにアシーダには、いないとのことですしね。

彼がいなくなるということは、またアシーダの町がドブ臭くなるということらしいです。


せっかく快適になっていたというのに…。


さて、その時に何があって、誰が何をしたのかの事実を、情報屋に広めてもらう必要がありますね。

お願いしますね。


さてと、報告書の作成をしなければなりませんね。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
▽ ジーライは嫌そうにしている!! ▽ ジーライは虚業の報告をした!! ▽ ……反省が無い。どうやらただの屍になりたいようだ……  (名作RPG風コメント)
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