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生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる  作者: トーヤ


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スキル【完全記憶】を持ってます

累計PV65,000PV突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)


「ミゲル、気づいてるか?」

「あぁ、もちろん」


いつまで付いて来るつもりなんだか。

あの残念エルフ。

見えなければ気づいてないとでも思ってるのかね?

スキル【気配察知】にも、引っかかってるし、何より【マップ】に表示されている。

チョロチョロと小刻みに動いてやがる。


「ウザいな」


俺がボソッと言うと、サイジュも、


「だよな」


と、頷いた。

なんかいい方法ないか?

俺だけなら、【快適亜空間】に入ってしまえばいいんだけど。

緊急時以外は、まだバラしたくはないかな。


それ以外なら、スキル【隠密】とかか?

あっ、これは龍族の魔法か。

なら、スキル【ステルス】かな?

サイジュが覚えられたら、姿隠せるから撒けるか?


「サイジュ、【ステルス】ってスキル知ってるか?」

「いや、どんなスキルだ?」


やっぱり知らないか。


「姿を見えなくする?隠せる?スキルかな?」

「そんなスキルがあるのか!?」


サイジュが驚いている。


「暗殺者とかっていないの?」

「暗殺者?いるけど、捉えきれないみたいだぞ?それがなんだ?」


サイジュは、点と点を結ぶのが苦手なタイプなのかな?


「暗殺者は、【ステルス】とかを使ってるんじゃないかなって」

「マジか!?」


目をパチクリしてるぞ?

そんな表情でも、男前だと様になるのかよ。

イケメンって、すげぇな。


「たぶん。だから【ステルス】を使えば、あの残念エルフのことを撒けるかなって」

「そういうことかー。でも俺、そのスキル知らないぞ?」


でも、言ってたじゃん。


「【カメラアイ】で覚えられるだろ?」

「それは、ここに魔法陣がある前提だろ?」


その通りだけど。


「それは、俺が知ってるから大丈夫」

「えっ!?なんでそんな魔法陣知ってるんだ?」


あれ?

あぁ、そうか。

【完全記憶】のこと、話してなかったんだっけ?

なら、話さないと話が進まないってことかな?


「俺、【完全記憶】ってスキルを持ってるんだよ」


サイジュは、【完全記憶】?と首を捻っている。

見たものは全部覚えられるスキルだよ、と言うとサイジュは盛大に驚いていた。


「だからあの資料室にあった魔法陣は全部覚えてる」

「マジかよ!?」


【カメラアイ】だって、同じようなこと出来るんじゃないのか?

見たら覚えられるんだろう?


そう聞いたら、そんな万能なものじゃないらしい。


「何のスキルの魔法陣かわかってないと、【カメラアイ】で覚えても使えないんだよ」


逆に言えば、何かわかれば使えるってことだろ?


なら、王都までの道のりでその魔法陣見せてもらって、俺がどんな魔法陣かわかれば、サイジュはこの国1番の魔法使いとかになれるんじゃねぇ?

魔剣士に偽装してるけど。


えっ?俺?


俺は目立ちたくないからな。

そんなのには、なりたくないな。



たぶん、職業関係なく魔法って使えると思うんだよな。

だって、俺は職業なくても魔法使えてたしな。



とりあえず、今はサイジュに【ステルス】の魔法陣を覚えてもらうのが先だな。


「サイジュ、俺が【ステルス】の魔法陣を展開するから、【カメラアイ】で覚えてくれるか?」

「わかった」


サイジュの眼に魔法陣が浮かび上がった。

それが【カメラアイ】か?

【カメラアイ】の魔法陣、ゲット!だな。



俺は、【ステルス】の魔法陣を展開してみせた。

しばらくするとサイジュの眼の魔法陣が消えた。


「ミゲル、もういいぞ」

「覚えたの?」


俺は、展開した魔法陣を解除しながらそう聞く。


「あぁ」

「なら、練習しながら先に進もうぜ?」

「だな、出発初日から野宿とかイヤだしな」


それな!


「魔物は俺とマリンが気にしておくから、サイジュはなんとか【ステルス】使えるようになってくれ」

「わかった。魔物は俺のアイテムバッグに入れるから言ってくれ!」


あー、そうだった。

その話もしておかないとダメか。


「それなんだが、マリンが【スライムストレージ】ってスキルを覚えたんだよ」

「【スライムストレージ】?」


知らないか。

俺も知らなかったしな。


「マリンに荷物を収納出来るようになったんだ」

「はっ!?マジかよ!?」


マジなんだよ。

ビックリだよな。


「なっ、マリン」

『みゅっ!〔うん!〕』


カバンを開けてやると、中でぷるっと一回震えた。


「はぁー、ミゲルとマリンはびっくり箱だな」


えっ?俺もなのか?


「そんなことないと思うけど?」

「いや、あるだろう?」


そんなことより【ステルス】をなんとか使えるようになってくれよ。


「ミゲル、ちょっと【ステルス】使ってみてくれないか?イメージがわかないんだが」


魔法陣を覚えても、わからないと使えないって、魔法名じゃなくてどんな魔法かってことだったのか!?


マジか。


「じゃあ、右手だけ【ステルス】してみるから、見ててくれ」

「わかった」


俺は、右手を対象に【ステルス】を発動した。


「こんな感じだけど」

「なるほど…ちょっと右手触ってみてもいいか?」

「いいけど」


普通に手だぞ?


「ちゃんとあるな」

「そりゃあるだろ?」


なくなったわけじゃないって、見えなくなってるだけなんだから。


「俺も、手から始めてみよう」


それがいいかもな。

歩きながら、サイジュは【ステルス】を練習している。

どこか1ヶ所でも、【ステルス】出来たら一気に全身【ステルス】いけると思うんだよな。


「あっ、出来た」


不意にサイジュの右手が見えなくなった。


「おっ!やったな!」


あとは、全身【ステルス】するだけだな。


「なんとなくコツがわかったぞ。これでどうだ?」


サイジュの姿が消えた。

おっ、やったな。

さすがだな。


と、思ってたら、すぐに【ステルス】が解除された。


「どうした?」

「魔力使いすぎた」


えっ…?

【ステルス】って、そんなに魔力使うんだったか?


俺がそう思っていたら、マリンが鳴いた。


『みゅみゅみゅ!〔なんかいっぱいきた!〕』


んっ?

ウソだろ!?


「サイジュ!ヤバいぞ!」

「どうした?」

「あの残念エルフ、魔物引き連れてきやがったっ!!!」


あんのクソエルフ。

何してくれてんだ!


このままじゃ巻き添え喰らうぞ。


えぇい!!


ギフト【快適亜空間】発動。

扉を開けて、サイジュに言った。


「この中に入ってくれ」

「何?」

「後で説明するから早く」

「わかった」


サイジュが扉を潜った後、俺も中に飛び込んで扉を閉めた。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
残念虫のヤツは、ダンジョンでもモンスターの群れに食われそうになってましたが、モンスターを惹き付ける変……特殊な臭……匂いでも垂れ流してるんでしょうか? 他人とは違う特別待遇をされたい願望を心逝くまで…
うわぁ・・・この後の展開はもうお約束ですね。これでナインは・・・ま!自業自得ですな!
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