アシーダのアサラサダンジョン5
6階層に降りたところは、セーフティエリアだった。
スキル【自動地図作成】発動。
よし、ここもマップは出来上がった。
人はいないな。
それなら、今のうちだな。
ギフト【快適亜空間】発動。
するりと中に入って扉を閉める。
これで、外からは見つかることはない。
「マリン、今日はさっきドロップしたファングラビットの肉を焼いて食おうか」
『みゅみゅ!〔たべる!〕』
でもメシの前に、風呂に入りてぇ。
「マリン、先に風呂に入るけどいいか?」
『みゅ?〔なぁに?〕』
そうか、風呂って言ってもわからねぇか。
「マリンも一緒に入るか!」
『みゅー!〔わーい!〕』
風呂が何かわかってないみたいだけど、喜んでるな。
この風呂すごいぞ!
一瞬で、お湯が溜まる。
シャワーもあるぞ。
マリンをシャワーで流す。
俺も身体と顔を洗う。
ざぶんとお湯に浸かる。
マリンは大丈夫かな?
「マリン、どうだ?」
『みゅ〜〔きもちい〜〕』
マリンも風呂は大丈夫そうだな。
入るときは、マリンも一緒に連れて来ることにしよう。
頭も洗ってさっぱりしたぜ。
やっぱり日本のシャンプーとかボディソープは優秀だよな。
二度と獣脂の石鹸は使いたくない。
さてと今度こそ、メシだな。
ドロップした肉っていいよな。
切って焼くだけで食べられるぞ?
血抜きも解体もしなくていいんだな。
町の屋台はダンジョンのドロップ肉で肉串とかやればいいんじゃないのか?
あんまりドロップしないからダメなのか?
とりあえず、ファングラビットの塊肉を1センチくらいの厚みで切っておく。
もちろんたくさん焼いておいて、インベントリに入れておくためだよ。
ホーンラビットを焼いたときは、マリンも喜んで食べてたからな。
たぶん、今日もたくさん食べるだろうしな。
今回はごま油で、焼こうかな。
塩コショウでもいいけど、別の味も食べたいよな。
照り焼きとかなら出来るかな。
前世で作ったことあるよな。
確か、しょうゆと料理酒とみりんと砂糖で出来たはず。
それなら、ここに用意させていたはずだ。
とりあえず肉焼きながら、照り焼きソースも作ろう。
しょうゆと料理酒とみりんが同量で、砂糖が半分だった気がするな。
変えたかったら次回にすればいいよな。
今日は覚えてる基本で、作ってみよう。
やべぇ。
肉が焼けるニオイだけでも、旨そうで腹減るのになぁ。
照り焼きソースのニオイが更に空腹を加速させる。
『みゅーみゅー!〔はやくーたべたーい!〕』
「もうちょっと待て」
マリンは身体をふにゅふにゅ揺らしている。
なんていう動きをしてるんだ。
可愛いけど。
『みゅ…みゅー?〔みげるさま…まだー?〕』
「待て待て、まだ出来てない」
でも俺も早く食べたい。
照り焼きソースは出来ているんだよ。
肉がまだ焼けてない。
今、ひっくり返したばかりなんだよ。
フタをして、蒸し焼きにするぞ。
フライパンがもう何個か欲しいよな。
それかもう少し大きめのヤツとか。
こっちの世界のフライパンって、鉄だから、重たいしくっつくしで、イマイチなんだよなぁ。
でもないよりはマシかなぁ。
マリンの動きが、あやしくなってきたぞ。
早く食べたいのはわかるけどな。
美味しくなるからもう少し待ってくれ。
肉に照り焼きソースをかけて、絡める。
うわー!
旨そう!
『みゅー、みゅみゅ?〔みげるさまー、できた?〕』
「出来たぞ!今切って皿に乗せてやるからな」
2枚焼いたうちの1枚はマリンの皿へと乗せてやる。
「いただきます」
『みゅみゅ?〔いたらきます?〕』
ちょっと違うけど、まぁいいか。
「食べていいぞ」
『みゅーーーう〔わーーーい〕』
マリンはたまに、触手みたいのを出して、俺たちの手みたいな役割をさせている。
今も触手で、切ったお肉を掴んで自分の中に運んでいる。
器用にもほどがあるな。
さてと、ファングラビットの肉のお味は、どうかな?
うまっ!
ホーンラビットよりも旨い!
なにこの旨味。
肉汁が、ブワァーって、ジュワーだよ。
俺の語彙がヒドイな…。
照り焼きソースもうまく出来たぞ!
照り焼きラビットも美味いぞ!
「マリン、どうだ?」
『みゅーーーー!!〔おいしーーーーー!!〕』
そっか、喜んでくれて嬉しいな。
マリンを撫でる。
今度は唐揚げとかしたいよな。
お腹も膨れたし、寝るか。
やっぱり日本の寝具は、優秀だね。
速攻で眠りに落ちたよ。
おしらせ
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