【選定の儀】と【僕の部屋】〜アレクサンドリール(創造神)
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どういうことだ!?
なんということなんだ!?
捨てられただと!?
しかもダンジョンに?
死んだら何も残らないからだと!?
僕は神なのに、彼、ミゲルくんとの約束を破ったことになるのか!?
ミゲルくんは覚えていないと言ったが、僕は覚えている。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「初めまして、水沢暖くん」
「ここは?」
「ここは、僕の部屋みたいなものかな?」
まっ、何も見えないだろうけどね。
「ふぅ〜ん。で、俺はなんでこんなところにいるんだ?あんたは誰だ?」
「僕は君達から見たら、神様だよ」
へぇー?って、普通だね?
「俺、死んだの?」
「なぜそう思うんだい?」
僕がそう問いかけると、
「ラノベあるあるのテンプレだと、そういう展開かなと」
あの国の人は、本当に理解が早いよね。
「うん、君の思った通りだよ。君の乗っていた最終電車が脱線事故を起こしたんだよ」
「はっ!?事故死ってことか?」
「そうだね」
「俺はてっきり過労死したもんだと思ったんだが」
僕は、水沢くんの過去を覗き見てみた。
なるほど、確かに過労死してもおかしくない状態だったね。
「事故がなくても、あと3日ほどだったかもしれないね」
水沢くんは、なるほどと頷いて、
「俺はなぜここにいる?テンプレなら異世界転生とかか?」
さすが日本の人だね。
「その通りだよ」
「異世界ってどんなところだ?」
ワクワクしてきたね?
「もちろん、魔法と剣の世界だよ。君達が言うところのファンタジーさ!」
へぇー!って、嬉しそうに笑った直後に真顔に戻って言った。
「何か使命とかあんのか?」
なるほど、異世界転生だとそんなのが付随してくるわけだ?
「いや、特になにもないよ?勇者とかやりたいなら何か考えるけど」
「そんなのいらねぇし、勇者とか賢者とか剣聖とか聖女とか、そんなのは関わり合いにもなりたくないし、自分がなりたくもない」
すごいね。
完全拒絶だ。
別に大丈夫だよ?
そんなこと望んでないから。
「大丈夫!君はただやりたいことをやればいいだけだよ」
そう、君の優しくて真っ直ぐな魂が、あの停滞した世界に変化をもたらしてくれるかも知れない。
一滴の雫が波紋を作るように…。
「俺は、穏やかな日々を過ごしたい。王とか貴族とかがいる世界か?」
僕が頷くと、
「それなら、王族や貴族とは関わり合いにならない平民にしてくれ。冒険者とかやりながら好きに生きる」
「わかった。魔法は使いたいよね?」
「もちろんだ。言語には困らないようにしてくれ」
うんうん。
そうだね。
「鑑定とかインベントリとかはある世界か?」
もちろんあるよ。
「それも付けておくね」
魔法と鑑定とインベントリと言語だね。
「他にはあるかい?」
水沢くんは、首を横に振る。
「あとは穏やかに過ごせればいい」
「了解したよ。ぜひ1から楽しんでおくれ」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
僕はそう約束をして、水沢くんをこの世界に転生させたのだ。
神である僕が約束を違えるだなんて、あってはならない。
だが、今、何かをしたとしても、水沢くん、いやミゲルくんには、今さらだと言われるだろう。
穏やかな日々を過ごしたいと言ったミゲルくんは、"捨てられたこと"も"殺されかけたこと"も覚えているのだ。
願いとは真逆すぎる。
しかも生まれたその日にだと!?
許されることではない…。
お詫びとして、何か贈ることにしよう。
それで許されるとは思わないが、何かしなくては僕の気が済まない。
僕の造ったこの世界は、地球…日本と比べれば、不便なのは否めない…。
よし!
少しでも快適になるように、これを贈ることにしよう。
【快適亜空間】
トイレ、風呂、台所など生活に必要なものを魔導具として備えた空間。
かの世界の日本の人は、水洗トイレと風呂がないことに皆が皆、絶望するのだよ。
そして、料理の微妙さに顔の表情がなくなる。
だから、これを贈るよ。
少しでも快適に過ごしておくれ。
追加で日本の調味料セットも台所にセットしておくから。
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