王城1
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嬉しいです(^o^)
本当に来ちゃったよ。
王城に。
しかも昨日の今日なんだけど!?
昨日、俺が図書館で魔法書を読んでニヤニヤしそうになってた頃、父さんと母さんはアシーダのミランジュランダさんのところに行って来たんだって。
今の現状のアシーダの様子を確認してきたんだってさ。
それならそうと、言ってくれればいいのに。
そしたら、ガンヴォルグのおっちゃんとかバンドーンとかに、黙っていなくなったこととか謝れたのにな。
だって、あの2人はとても良くしてくれたんだよ?
いや、まぁ。
ギルマス側じゃないとは、言い切れないけどさ。
その辺は、全然わかんないよな。
もう済んだことだから、しかたないよな。
しかも、戻って来てから、アンファールの王都邸も確認してきたんだって。
間違いなくマーカーは、あったらしい。
で、今は、王城で王族の皆様と会うために待ってるところ。
なんでこんなにバタバタとしているのかと言えば、明日が王妃様の誕生祝賀舞踏会があるんだそうだ。
だから、その前に方針を決めてしまいたいってことみたい。
なんか、明日の舞踏会で一気に一掃しちゃいたいみたいだよ。
いいの?
そんなにサクッとやっちゃって?
もっと慎重にならなくていいの?
父さんたちは、大丈夫じゃない?って言ってるから、たぶん大丈夫なんだろう。
…本当かな?
なんか呼ばれたぞ?
なんか広めの応接室みたいなところに連れて行かれた。
って、なんで王様とか他の王族らしき人々も1列でならんで待ってるの?
って、王様だよな?
後からやってくるとかじゃないの!?
「ザランデュエル様、リデル様。ようこそお越しくださいました。お初にお目にかかります。アルバランティス・キャメル・トライアングリカと申します」
うわー。
王様まで父さんたちを様付だよ?
王妃様、王太子殿下、第二王子様、サイジュ、最後に第一王女様が挨拶をしている。
あれが噂の変人姫。
変人って感じはしないけどね。
話さないとわかんないのかな?
サイジュに聞いてた通り、ものすっごい美人だよ?
母さん、王妃様に続いて3番目なのは間違いないね。
驚いたのは、王太子殿下だね。
サイジュよりもカッコいいよ!
でも、父さんの方がカッコいいのは、変わらないね。
「畏まる必要はないぞ?我が友アルランバートの子孫であろう?問題ない」
「そうね、ルクレティティーリア?あなたはレティにそっくりね」
母さんは懐かしそうに王女様を見ている。
きっと本当に似てるんだね。
「俺たちのことは知っているようだが、一応名乗っておくぞ。俺はザランデュエルだ」
「私はリデルよ」
父さんと母さんに、促されて、
「俺、あっ、私は2人の息子でミゲルです」
慣れないよなー、こういうのってさ。
「陛下、ミゲルはいつも通りの口調で問題ないですよね?」
サイジュがフォローを入れてくれる。
王様は、うむ、問題ないと言ってくれた。
よかった。
けど、本当にいいのか?
「ミゲルくんだったね?」
王太子殿下に話しかけられる。
「はい」
「君の作ってくれたカラアゲとクッキーはとても美味しかったよ。ねっ?陛下?」
「うむ、初めて食べるものだったがとても美味しかったぞ」
褒められた?
何か言わないとダメなのか?
えーと…?
「恐縮です」
で、いいのか?
「良い良い、普段あまり食べないティティがたくさん食べたのを見られただけで、儂は満足だからな」
「ちょっと!?お父様!?なんでそんな恥ずかしいことを言うのですか!!」
もうお父様なんか知りませんって、ぷいってしてる。
っていうか、すごい可愛い声。
あのキレイな顔からは、もっと冷たい感じの声が出てくるのかと思ってたんだが、良い方に裏切られたな。
そんなお姫様を、みんながクスクス笑っている。
たぶんとても仲の良い家族なんだろうな。
お読みいただきありがとうございます!
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トーヤのテンションがあがります(笑)
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