表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星空の商人  作者: ふおん
12/13

私の仕事 その2

 地球人同士のポーカーの場合は、まず自分に配られたカードを確認し、それから不要なカードを交換するという手順を行う。

 

 しかし地球人以外の他の星族のやり方は全く違う。


 彼ら他の星族はカードを配られても自分のカードを確認しない。地球人にはおかしなことだと思われるかもしれないが、彼らが自分のカードを確認する所を私は一度も見たことがない。そして彼らが不要なカードを交換することもない。彼らにはギャンブルで言う所の駆け引きというものがまったく存在しない。


 彼らはカードを配られると何もしない。そしてそのままじっと自分のカードを見つめる。星族によって時間が違うがだいたい30分から4時間といった所だ――彼ら他の星族は基本的に不死なので時間の感覚が地球人と違う。彼らにとって1時間や2時間は一瞬のようなものなのだろう。


 前にカードを見ながら3ヶ月間身動きしなかったパトプロン星人のような相手もいた。たぶんその時勝負をしていたパトプロン星人は優柔不断な星族だったのだろう。あまりに遅いので、その時相手をしていた地球人の商人が急かした所6ヶ月後になってようやく相手がカードを見つめるのをやめた。もし急かさなかったら1年かそれ以上カードを見つめつづけていたかもしれない。

  

 それ以後ポーカーの勝負には制限時間が決められ10時間以内には勝負をするかどうかの判断をしなくてはならなくなった――最初6時間と地球人が主張したがそれでは短すぎると一部の星族たちから抗議がきたので。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ