第1章 とりま異世界放浪
4話 異世界でぼっちかよぉ…
「もう1度言ってもらっていいか?なんて?この世界人間がいないって?」
(はい、その通りでございます。この世界の人という種族は約200年前に滅びております。ですから人種は主様だけということになります。)
……は?滅びてるだと…?それでいて人間が俺だけ?まてまてまて…俺こんな辺境の地でしかも異世界なのにぼっちかよ…。でも人がいないだけで後がモンスターってばかりじゃないだろうな!?そうなったら俺詰んだぞ…無理ゲーのクソゲーかよ…。
(モンスターばかりではありませんが、人間の言語、今主様が発している言語が通じる種族も存在いたしません。)
「…なぁ、それなんてクソゲー?」
(リアルですよ主様。現実を受け止めてください。)
完全に俺…オワタ…。もう無理じゃん…。
(そんな絶望に染まった顔をしないでください。興奮してしまいます。おっと…安心してください。言語に関しては私、ナビゲーションがおりますので、ご心配はございません。)
「おぉぉぉぉ!?ナビちゃんそんな能力までもってんの!?まじか…なんかクソとか言ってごめんねナビちゃん。とりあえず言語の心配はいらないってことか。てかナビちゃんドSかよ…その姿ならありかなぁ…。それは置いといて、さっき言ってたこの世界にいる種族と俺が異世界に迷い込んだ理由について教えてくれ。」
(かしこまりました。まずこの世界にいる種族は、〘獣人種〙〘エルフ種〙〘ドワーフ種〙〘小人種〙〘妖精種〙〘竜人種〙〘龍種〙〘天翼種〙〘幻獣種〙〘魔人種〙〘魔物種〙でございます。獣人種はその種族の中に犬人族や猫人族など分かれておりますがそれらを総称して獣人種と言います。体の一部が獣、例えば主様の世界で言うケモ耳などでしょうか?あとは顔が獣などですね。身体能力が優れている種族です。)
割と種族多いなぁ…
獣人…ほほう…
ケモ耳っ娘…(ニヤリ)
(次にエルフ種は主様のご想像通りでございます。ですが、この世界のエルフ種は皆、巨乳です。最も魔法が得意な種族です。)
エルフが巨乳…だと…!?
エルフはちっぱいオンリーだろうがぁぁぁ!
(ドワーフ種はこの世界で最も栄えている種族です。男女共に毛むくじゃらで、鬼のような角が生えていて身長が低いのが特徴ですね。鍛治や建造物などの物作りが得意な種族です。)
鬼っ子!?でも毛むくじゃらなのかぁ…
(小人種は人種とほとんど変わらない容姿ですが耳の先が少し尖っているのが特徴で身長は大人でも110cm程度しかございません。ドワーフ種よりも少し小さく、加工や装飾などが得意な種族です。)
きたぁぁぁぁぁ!!(゜∀゜)
合法ロリっ子ハーレムきたぁぁぁぁぁ!(゜∀゜)
この世界には夢と希望しかねぇ!
(妖精種はエルフ種と共存している種族です。特徴は妖精種特有の羽根が生えていること、身長が手のひらぐらいの大きさということです。エルフ種とは違い古代魔法が得意な種族です。)
ロリっ子ぉぉぉぉ!!
あ、、、ごほんっ!
ふむふむ。俺のいた世界でいうピクシーみたいなものか。
(竜人種はよく獣人種と混合されることがありますが全くの別です。体の一部に龍の鱗を有しております。強い個体ですと龍の翼が生えていたり、尻尾が生えていたりします。身体能力が高く魔法も得意です。そしてまた竜人種は龍化という固有スキルを保有しております。この固有スキルは竜人種全てが使うことができますが前提条件として龍種との契約が必要でございます。)
竜人…明らかに強いじゃん…
龍の翼が生えてるとかカッコよすぎかよ…しかも龍化とかチートあるし…
(龍種は竜人種の原種です。個体数は少ないものの、この世界の1、2を争うほどの戦闘能力を有しております。姿形はドラゴンや龍と呼ばれる主様の世界で一般的な感じのご想像でお間違いないです。)
ファンタジーきたぁぁぁぁぁ!!
異世界って言ったらやっぱドラゴンだよなぁ!
背中に乗ってみてぇ!
(天翼種は古代魔法、現代魔法、固有魔法など魔法が得意で、個体の能力も高く龍種と渡り合える戦闘能力を有しております。姿形は主様の世界で言う天使を想像してください。天翼種のみ女性の個体しかおりません。)
天使…だと…!?
しかも女性しかいない?
女神か?女神なのか!?
やべぇ…ケモ耳から始まって天使までいるとか…この世界…すげぇ…(泣)
(幻獣種は神獣です。唯一、神に直接恩恵を与えられた種族ですが、幻獣種はフェンリル、ユニコーン、ダルダロス、ペガサス、麒麟、八咫烏、マンティコアの7匹の個体しか存在致しません。獣人種はフェンリルを、エルフ種と妖精種はユニコーンを、ドワーフ種はダルダロス、小人種はペガサス、竜人種と龍種は麒麟、天翼種は八咫烏、魔人種はマンティコアという感じに崇められております。この7匹に勝てるものはいません。お互いが暗黙の了解で争うことはほぼありません。そして人目に現れることまずないと言っても過言ではないかと。)
なるほど…人目にも現れることがない。だから幻獣、幻の獣…か。
「なぁなぁナビちゃん。だいたい俺の世界のイメージとおんなじなんだろ?だから分かるんだけど1匹だけ、ダルダロスだけわかんないんだけど?どんなのか教えて?」
(ダルダロスは岩の巨人です。体長は約10メートル程の岩の巨人です。)
「なるほど。岩の巨人か…ありがと。」
(では続けます。)
「あ、待って?もう一つだけ。人種が崇めていた幻獣種っているの?」
(人種が崇めていたのは八咫烏です。)
なるほどな。ん?てことは、人種と天翼種は交友関係にあったって事じゃねぇの?
(正解でございます。主様の考えたように今は亡き人種と天翼種は唯一の交友関係を持っていた種族でございます。)
「唯一?だったらほかの種族とは仲が悪かったのか!?」
(そうです。ほかの種族とは敵対又は相互不干渉でした。)
既に手詰まりって訳では無いな…まだ希望はあるってことか。
「話を折ってごめんな?続けてくれ。」
(…。では、次に魔人種と魔物種ですね。魔人種は魔物種を従える能力がございます。特徴としましては、羊のような丸まった真っ黒の角が頭の両端についております。魔物種は自然の魔力や魔力溜りなどから生まれる動物です。魔力を感知し襲いかかってきます。この世界の生き物は全て魔力を持っているため、魔人種に従えられていない魔物は誰彼構わず襲いかかってきます。そして、この世界には魔王がいます。その魔王は主様と同じ地球の日本から来た転移者です。あと二人転移者がいますが魔王と一緒にいます。)
「はっ!?転移者!?マジか!!!一気にこの世界で生き残ることができそうな希望がきた!!」
(ですがその転移者達は人族の勇者として約200年前に召喚されました。世界最大の脅威となった魔王を倒すために。)
200年前に勇者として召喚された人が今は魔王…?
遅くなりました_|\○_




