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ひとりぼっち(仮)の異世界放浪記  作者: クレイジーゴリラ
3/4

第1章 とりま異世界放浪

3話 とりま落ち着け俺!?



「ちょっとまてぇぇぇぇぇぇぇ!?おいおいなんでおかんなんだよ!?しかも全裸かよ!?服とか記憶見たんだったらあったろ!?」


(男性は多くの方が女性の好みは母親との事なので主様のお母様のお姿をお借りしました。因みに全裸なのは男性が喜ぶからでございます。)


「いやいや!?俺の趣味違うからぁ!?俺は自分で言うのも癪だけどロリコンだから!?ノータッチロリ!イエスタッチ合法ロリ!だから!?」


(うるさいよカズ!!ちょっとは静かにしなさい!)


「全裸のおかんに言われたくないわ!!てかナビゲーションは俺の固有スキルだよな!?てことは俺に主導権あるよな!?お前いらんこと出来んようにしたろうかぁぁぁ!」


(失礼いたしました。久々に会話をすることが出来たので調子に乗ってしまいました。申し訳ございません。)


 はぁはぁ…まったく、調子乗りやがって。とりあえず落ち着け俺。

 てかシュールすぎるだろ。おかんが全裸で頭下げてるとか…まぁナビゲーションなんだけど…


「とりまナビゲーション。俺が今から想像する姿になってもらおうか?もちろん?拒否権なんてねぇからな!」


(かしこまりました。主様の仰せのままに。)


 そして俺は空想にふける。するとおかん、もといナビゲーションがまた淡い光に包まれる。

 そして、そこに現れたのは身長約150cm、黒髪のショートカット、ボーイッシュ系の顔立ち、胸はC〜D位と顔に似合わない。そして、服装はTシャツに長袖パーカー、もちろん萌え袖である。そしてミニスカートという俺の理想的なボクっ娘が現れた!!!


「ナビゲーション!いやナビちゃん!ナビ様!!!あんた最高ですわ!俺の心の中は拍手喝采ですわ!」


(お褒めいただきありがとうございます。では、ステータスの説明、この世界の説明等々させていただきます。まずはステータスを再度ご覧下さい。)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


❪ 名 前 ❫  斎藤 和也

❪ 年 齢 ❫  26歳

❪ 種 族 ❫  異世界人〘人間〙

❪ レベル ❫  1

❪ 体 力 ❫  104

❪ 魔力量 ❫  37

❪ 攻撃力 ❫  63

❪ 防御力 ❫  42

❪ 魔法力 ❫  21

❪ 魔防力 ❫  29

❪ 俊敏力 ❫  78

❪ スキル ❫  なし

❪固有スキル❫  ナビゲーション


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 やっぱ相変わらず俺しょぼいよな?なんでだ!?


「異世界に召喚されたら俺TUEEEEじゃねぇの!?」


(その事なのですが、主様は異世界に召喚された訳ではございません。正確に言うならば異世界に迷い込んだ、と言った方がよろしいかと思います。)


 なんで俺そんな物騒なとこに迷い込んでんだよ!?俺普通に家に帰ってドア開けただけだぞ!?死んでねぇし!あれか?やっぱアレなのか!?どこにでもいけちゃう系ドアだったのか!?


「ていうか、俺が異世界に迷い込んだってどういうことだ?特に何もしてないんだけど?まさか…死んだとか!?」


(いえ、主様は死んではおられません。肉体ごと異世界に迷い込んでしまったのですが、それについては、まずこの世界のことを知ってもらわなければなりませんね。この世界は言わば主様の世界とは異なる世界です。そしてこの世界には人間、この世界で言う人種というのはいません。)


 …は?

「は?」

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