呪われた村
最近改めて思ったことと言えば、調べものは苦手なのかもしれない。という事です。
文章は色々と頑張りたいですね。自分で読むと良いかな?となりますが、まだまだ拙い所もありますから。
さて、これからどうするか......。
どうすればこの状況を打開できる?
「カナメ、下がってて!」
「くう....分かった」
夜中に急に息がしづらくなって、そこをグエンが助けてくれて、急いで村から出ようとしたらこのザマだ。
操られた村人たちに襲われて、俺は足を挫いたし、グエンは俺が渡したハルバードしか武器がない。
「こうなったら、僕が親玉を倒すしかない。でも...」
「俺は大丈夫だよ。足は挫いて動くのも痛いけど、まだ終わった訳じゃないから」
「っ......そう、分かった」
あまり使いたくは無かったけど、アレを使えば何とかなるはず。武器を叩き落とせば、大剣を動かすのと同じ要領で戦えるしな。さあ、まずは村人達を気絶させないと......!
「おーい。カナメー、起きてー」
「ふわぁああ......うーん。分かったぁ」
何だかでかい欠伸が出てしまった。とりあえず起きるか。昨日はグエンに大剣二刀流!とか言って驚かしたんだよな。
ご飯はグエンが作ってくれたようだ。あまり自信無いけどねとか言っていたが、うむ。めちゃくちゃ美味しい。
「それなら良かったよ。それでなんだけど、一息ついたら王様の所へ行こう。そろそろこの町から出ようと思ってるから」
「はむ...ごく。ん、分かった」
大剣どうしようかな。昨日練習してあそこまでいったものの、自分用の武器ってグエンが持ってきたハルバードしかないんだよね。
「ねぇグエン。大剣どうしよう?」
「んー、知り合いの鍛治屋の人に頼もうかなって思ってる。あの人が作る武器は一流だよ」
へー。グエンが言うなら確かにそうなんだろうけど、練習の成果を見せれないのは、何だかなぁ...?
勇者グエン、入ります。とそういって扉を蹴飛ばした。
............ん?蹴飛ばした?
「バレてたか......」
ん?バレてたかって、何したんだ王様。獣耳をピクピクさせて回りの音を聞いてみると、何だか水音が聞こえる?そう思っていると、上から水が降ってきた。
「はい、こっち」
「わふぅ!?」
な、何で尻尾を掴んだし...!おかげで水ビシャにならずに済んだけどさ。想定外だったので腰が抜けて力が入らんわ!
「この町から北に行くと森があるのは知ってるだろう?そこの近くに村があるんだが、どうやら何かがおかしいんだ」
「つまりその村を調査をしてほしいって事でしょ?分かった」
え!?トラップについてはスルーですか?
おい、聞けよ。ロリコン野郎。
「いや、単にびしょびしょにしてやろうと思っただけだよ?」
「子供かよ!この変態!」
「ありがとうございます!」
おいいいいいい!!!!
この国もう駄目だああああ!!!!
時間を進めて、俺達は王様が言っていた村に向かっている。道中にスターウルフという、とにかく動きが速い魔物が現れたが、グエンが退治した。もうちょっとゆっくり動いてくれれば俺でもいけそうなのになぁ。
「見えてきたよ。うん....王様が言ってた通り、何かおかしいね」
「ゴメン、ちょっと、分からない」
俺は狼の獣人な訳だし、色々と優れてるから見えない訳じゃない。嗅覚も聴力も優れてる方だろう。俺がただ単に、まだ慣れてないだけだ。
それでももう少し近づくと、俺もやっと村の雰囲気がおかしい事に気づいた。ちょっと警戒しつつ進んでいく...が、何も無かった。逆に怖いな。
「宿っぽいのは、あれかな」
グエンに手を引かれて、宿と書かれたところに進んでいく。ふと空を見ればもう暗かったし、確かに宿に泊まるのが妥当だろう。
今のところなんの問題もなく部屋を取れたが、第六感的なのが反応してる。あまりここには長居したくない。それはグエンも同じようだ。
「やっと一息つけそう。カナメ、大丈夫かい?」
「大丈夫だけど、あまりここに居たくない」
人が1人も外に居なかったのだ。
「今は沢山歩いて疲れてると思うから、もう今日は休もう」
「うん....ありがとね。グエン」
そうして俺は休んで、最初に戻る。
グエンが言っていた。この村に呪いをかけている魔族がいると。それが魔王の部下なのか、邪神の部下なのかは分からないらしい。
まぁそれよりもまずは...!
「蜂よ!この声に応えたまえ!今ここに、集え!」
最初に森で俺が呼んだ時と同じ様に、直ぐに羽音を立てて俺の回りに集まる。
グエンはもうとっくに親玉の所へ走っていった。自分から俺の事は心配するな、村人達は私に任せて、安心して親玉とやらを倒してきてよ。そう言った。
グエンなら大丈夫だろう。俺は俺で頑張るだけだ。なに、ジンジャーも居るしなんとかなるんじゃないか?
「さあ、ちょっと眠っててもらうよ!」
お試しで書いてみたけど、これはあまり使わなくていいかな?いくつか説明不足な所もある気がする。
まぁ、色々考えて頑張る、それだけですね...!