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ねぇ、武器はどうするの?

ちょっとだけ、スランプって言うんですか?

書こうにも何もおもいつかなくなりまして。

頭もう少し柔らかくした方が良いかもなぁ。

『大丈夫ですか?カナメさん』

「......はぁ、夢か」

『間違ってはいないですが止めてくださいよ!』


そういって目を閉じたら怒られた。取り敢えず目を開けて辺りを見てみる。と言っても真っ白なのは変わらないな。それで、何の用だろう?思いつくものと言ったらあの村での戦いだな。


『そうです。そこで聞きたいんですが、あれが何だったか分かりますか?』

「いや、グエンに聞く前に寝ちゃったし。知らないよ」


女神は目を閉じて何かを考えるような素振りをした。なんだなんだ?



『まずは、良く頑張りましたね。蜂達はどうでした?』

「うん?あの子達か」


何を考えてたのか気になるけど、取り敢えず答える。正直言うと、最初に森で使った時は怖かったし気持ち悪かった。けど昨日はその蜂達のお陰で助かった。

蜂の針から出るのが毒じゃなくて睡眠や麻痺と色々あるのも驚いた。昨日は睡眠があったから誰も死なずにすんだんじゃないかな?


「凄い頑張ってたよ!」

『そうですか?それなら良かったです』


まぁ蜂達の事をあの子達って言ってる時点で、かなり好感度が高くなってるのは分かるんじゃないかな。実は尻尾もフリフリと動いてたりする。...ふふふ♪


「それで、今回は何のようなの?」

『邪神の回りにいる者達の話です』

「邪神!?しかもその回りって」


幹部とかその辺りか?あっ、まさかあの時グエンが親玉って言ってたのは、邪神の回りにいる誰かなのか。


『前魔王の部下が4人。そして邪神の部下は不明です』

「...えっと、不明ですってそれは」

『放っといてください。今頑張って調べてますから』


あっはい......じゃなくて! 女神でも分からないのか。邪神と言えど同じ神だから何かしら分かるかなと思ったけど、いや待て。

そういえばこの女神、この世界の神様じゃなくて地球の神様だったな。それなら知らないのは無理もないというか当たり前だな。


『あの戦いの親玉は前魔王の部下、ネクロマンサーです』

「死霊...アンデッド?」

『それにプラスして、昨日の様に人を操る、いわば精神魔法ですね』


そこまで喋っていたら時間が来たみたいだ。

本当は部下の場所が分かったからそれを教えるために呼んだらしい。ちょっと、話す時間が少ない気がする...。


『とりあえずまたハーモニカに入れときましたからね』

「ハーモニカね。分かった」

『ジンジャーさんも、よろしくお願いしますね?』

『仕方ないわね。了解よ』


エコーでジンジャーの声が聞こえた。恥ずかしながら驚いて耳がビクッとなった。狼耳の方な!つーかジンジャーは俺の中にいるからこの場所も知ってるのか。でも、そうだとしたら俺の正体、前世を知ってるのか?


『ではまた後で会いましょう』

「うん。また、ね」



起きればグエンが目の前にいる。起こそうとしてくれてたのかな?窓から外を見てみると、ぶっ壊れた家を治してる人が見える。


あれは昨日ジンジャーが暴れた跡です。というのは置いといて、ここは昨日の村か。多分村長とかそういう人の家を貸してもらっているんだろうな。


「おはよう、カナメ。調子はどうだい?」

「おはよう。ちょっとだけダルいかも」


グエンが言うには、ジンジャーが俺の体で動きまくったのと、魔力切れの影響らしい。前者はともかく後者の魔力切れは、本当に魔力切れした訳ではないとか。


「スライムがいなかったらとっくに魔力使い果たしてるからね。体が勘違いしてるんだと思うよ」

「言われてみれば。かなり魔法使ってた....」


次からは気を付ける事にする。

それはそうと気になってる事がある。


「それで、武器はどうしたの?」

「え?」


え?ってなんだ、グエン。剣持ってたはずだよね。ロングソードみたいなの。

昨日だと持ってなかったからハルバード貸したけど。


「あの、実はですね。壊れました」

「はい...?えっと、何したの?」


グエンも突然襲われたから、咄嗟に剣で防いだけど、場所が悪かったらしく砕け散ったとか。でも場所が悪かったからといって砕け散るものなのか?


『相手が持っていた武器がそういうものだったんですよ。会心の一撃ってやつですね』

「なるほど!」

「...まぁそうだね。それで、一度王の所に帰ってから、以前話した鍛治屋の所に行こうかなって」


となるとそこでグエンと俺の武器を作ってもらうのかな?そう思ったら物凄く楽しみだ!

あれ、体が動かせない。ジンジャー?


「どうせなら魔法の指輪も作ってもらえると助かるのだけど?」

「うん?ああ、それもそうだね。カナメも良いかな?」


勿論大丈夫だぞ。


「大丈夫だって」

「よし。なら帰ろうか!」


自分の武器を作ってもらえるのは、俺の男心が反応するぜ!さぁ、あのへんた......王様の所に帰るぞ!

書くたびに、間が空くたびに書き方が変わってる気がするけど、本当に気がするだけという!もう少し自分を信じよう。

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