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作者: そらまめ堂
掲載日:2015/10/31

このストーリーは架空のものであり、本編に登場する人物・団体・事実関係および発言内容・あらゆる描写は現実とは一切、これっぽっちも、全くと言っていいほど、いや、全く、完全に(完全などこの世にありはしない、と思ったそこのアナタ、その思いは10円です)、あるいは徹底的に関係なく、いや、関係なくって言ってしまったら関係ないことで関係しているかもしれないので、もはや“無”です。と言っていいほど架空のものであり、実在するあらゆるものとは何か。実在とは現実的に物が動いたり、或いは人が思ったりすることであるのであるですますから、或いは現実からの引用語はあくまでその外面と言いますか、それをそれらのidolとして、またその言葉の感覚を象徴するものとして捉え、実在のものに対する何らかのイメージの操作を目的としたものではないです。ありません。まします。という点をご承知置き下さいませ。

お釈迦さまことガウタマ=シッダールタが現世に現れた。現れた、と言うのは恐れ多いので、現れられた。なんで、仏教の始祖が現代に現れたのかと言えば、仏は現世で言うところの超能力者、超魔術師、カッパーフィールドであったので、瞑想かなんかしている最中にひょっこり現世に来ちゃったのです。これにはさすがに仏さまも驚きました。あ、いや、驚きましたと言うのは失礼なので、驚かれさせらあらせられました。ほんとうは現世に来る予定とか無かったのです。不意に来てしまった。まず、気温とか違うし、騒がしいし、臭いし、此処は地獄か?と一瞬思惟なすった。でも、まあ、神通力者ですからね。すかさず此処が未来の地球である事を悟った。そう、またしても悟っちゃったのです。しかし、直ぐに仏さまは慌て出します。あれ、サワディーがないっ‼︎サワディーが、無いじゃないか!!!サワディーが無いとなると、これは、もう、おぼろばろぼぼぼぼぼぼぼぼ…。仏さまは慌ててサワディーを探し始めました。無論、仏さまは悟っている為、あらゆる物欲から解放されているのですが、サワディーも諸行無常、この世の仮染めでありひとつのわたしたちのカルマにすぎない、という訳にはサワディーだけは行かなかったのです。因みに釈迦が降臨した場所は新宿都庁裏の段ボールハウスの中で、今まさにホトケになったばっかの爺さんホームレスから死臭がし始めた頃でした。釈迦は常にフンゾウエというボロ切れを纏っていて、よく日焼けして真っ黒だったので周りの人たちは1人も釈迦に気付く者はなかった。次第に釈迦は「サワディーっ」と言いながら彷徨い始めます。勿論、すごい徳の高い人間なので、そんな風に彷徨っていても何故か威厳が保たれています。ただ居るだけなのに周りの人たちから貢物が集まり出しました。空き缶、枯葉、婦人用パンツ、ビンクのブラジャー…などなど。しかし、勿論サワディーはその中にありません。だいたい、サワディーが何なのか、そもそも物ですか?って感じで、この何千年かの間にそのサワディーの情報はすっかり無くなってしまっていて、私たちには検討も付かんのです。終いには釈迦は摩訶不思議な超能力を見せつけ始め、浮かんで水と空気に別れたりしてみたり、首と胴体を切り離して見せたりしていました。そして、その間都庁の裏に、少しだけ小さな虹がかかりました。でも虹とともに、気付けば首が胴体から離れたり、空に浮かんだりする女物のパンツとブラジャーを身につけた頭にテディ・ベアを載せてクルクルと回っているオッサンは消えていたそうです。ってホームレスが言ってます。その後、空き缶を御本尊としたサワディー教が渋谷で発生しましたが、先日の原油高の煽りを受けて破産しました。

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