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ネタ帳な短編集

跡継ぎ様のお相手を探しています

作者: 再遊

※直接的ではありませんが、同性愛の表現があります。

※恋愛までたどり着いていません。

※ネタ的な短編なので終わりが中途半端に感じるかもしれません。

※最後の方だけ視線が変わります。

「野良猫は野良猫に似合う居場所があると思わない?」


 お帰り際に私にだけ向かって睨みをきかせてそう言い放ったのはお貴族様のご令嬢だ。

 どうにも貴族のお嬢様は回りくどい嫌みばかりで何が言いたいのかよく分からないがこの場合「お前はココから出ていけ」という解釈であっているはず。

 私は一介のメイドである。

 ではなぜ一介のメイド、しかも下っ端のメイドにそんなことを?

 と、普通なら疑問に思うか何か粗相をしたのではと慌てるか怯えるかするのだが、私はしない。

 こういう事を言われるのは何も初めてじゃないからだ。


 私は孤児になったところをこの屋敷の旦那様と奥様に拾われた。

 別にここの旦那様と奥様がホイホイと捨て子を拾ってくるようなお人好しという訳ではない。

 孤児に施しをするのなら、孤児院に寄付をするような真っ当な貴族である。

 じゃあ何故私は直接拾われているのか。

 理由は至極簡単である。

 私の父と母が旦那様たちを助けたことがあるからだ。


 旦那様は公爵位をお持ちであり、ちょいと前にあった政変で命を狙われた。

 遠出をした際に王都の外れで刺客に追われ、都の外れの所に家を構えていた父と母に助けを求めた。

 一時しのぎで良かったのに、父と母は私より幼い子を抱えた旦那様と奥様に同情し、秘密の通路で逃がしたのだ。

 何故そんな通路が我が家にあったのかとか理由は知らない。なにせ私はなーんも知らない子どもだったのだ。

 今はその生家も更地となっているからその通路も残ってないらしいし。

 家の場所を覚えていないから確認したことはないけれど。

 まあ、そんなこんなで旦那様と奥様は逃げ延び、追いかけてきた刺客に父と母は殺された。

 私はというと母の死体の下で意識を失っていた…らしい。

 旦那様方は自分たちのせいだと言ってせめてもと私を引き取ったわけである。

 最初は養子にしようとしていたそうだが、政変落ち着かないと養子にした私まで狙われかねないから一旦保留。

 政変落ち着いたころには私も自分の意見が言えるくらいにはなっていたので、養子の話は辞退しましたよ。

 いや、だって育ててくれてたの使用人の皆だったから、庶民気質が身に付いてたし、今更ねぇ。

 旦那様と奥様は不満げだったけど、もうあんな思いはしたくないんですよしくしくと涙ひとつで諦めていただきました。

 私と姉妹になりたかったお嬢様は諦めきれないように頬をふくらませていましたが。

 あ、このお嬢様が追われてたときの幼子です。

 現在は私が遊び相手兼お世話係としてお相手させていただいております。

 いやぁ大きくなられましたね。

 学園に行かれる事になったときには涙がほろりと。

 社交界デビューも間近ですからまた涙がほろりとなりそうです。

 旦那様も奥様も甘やかすから我が儘が過ぎる所もありますが、可愛いらしいお嬢様です。

 それもこれも命の恩人の娘という権利を行使してお嬢様をいじめ…いや、おちょく…いやいや、しつけ…ではなく、教育をした私の努力の賜物です。


 さて、私の立場は結局ただのメイドであるのはご理解頂けただろう。

 では何故屋敷にこられたご令嬢に嫌味を言われるのか。

 それはもう、ひとつしかありません。

 旦那様と奥様にはご子息がおられます。

 お嬢様の兄に当たるお方で私よりも年上。

 旦那様と奥様がうちに逃げてこられたときにはお屋敷でお留守番をされていたため危険にはさらされなかったそうですよ。

 ご子息様は公爵家の跡継ぎ様ですから、所謂優良物件というものなのです。

 結婚適齢期にもなられましたご子息様には婚約者候補のご令嬢がわんさかいるのですが、ご挨拶にとこられたご令嬢にご子息様は必ずこう言うのです。


「私にはシャロンがいますから」


 申し遅れました。私シャロンと申します。

 で、まあ、そういう事なんです。



 本日のご令嬢は伯爵令嬢。

 いつものごとくいつもの台詞をご子息様に言われ、不愉快な思いをした彼女は私に向かってカップごと飲み物をぶっかけやがりました。

 熱いお茶が入っていましたが、高級な食器を壊すわけにもまいりません。

 火傷をするのを覚悟でキャッチ…しようとしたのですが、ご子息様に庇われちゃいました。

 私を引き寄せて高級食器を叩き落としたのでカップは割れましたが私もご子息様も火傷せずに済みましたね。

 ああでも高いのに高いのに高いのにぃ。

 真っ青になった伯爵令嬢はお帰り願いました。


「シャロン」

「はい。なんでしょう」


 未練がましくカップを見つめているとご子息様に話しかけられました。


「もうそろそろ諦めない?」

「でも高いのに…」


 良い噂の聞かない伯爵のご令嬢だけど、腐っても伯爵令嬢だしって使ったのがいけなかった。


「カップの事じゃない」


 はて、では何のことで?


「僕と結婚しようよ」

「ああ、その事ですか。嫌です」

「何で?父も母も反対しないよ?」


 そうですね。

 むしろ養子よりそっちのほうが良いってノリノリですね。

 身分差どこいった。


「不自由はさせないし」


 そうですね。

 公爵家ですもんね。

 政変のときに活躍したからもう没落とかなさそうですよね。


「面倒くさがりなシャロンに夜会に出ろともサロンを開催しろとも言わないよ?」


 そうですね。

 出なくってもやんなくっても何とかなっちゃうくらいの権力もった公爵家ですもんね。

 まぁこわーい。


 でもね…でもね…。


「だって、レナード様は同性愛者じゃないですか」


 これ、重要。


「シャロンなら抱けるよ?」

「そういう問題ではありません」


 私はこれでも夢見る乙女なんです。

 そんな夢のない結婚いらないんです。


「お世継ぎ産むだけの女なんて嫌ですよ。お断りです」

「シャロンぐらいなんだけどなぁ。公爵の地位も名誉も権力もほしがらない子って」

「どうせ愛のない結婚なんですから地位と名誉と権力ぐらいあげましょうよ。別に奥様になられた方が公爵家の実権握るわけじゃないんですから。政略結婚なら愛はなくても大丈夫って理解のあるご令嬢ぐらいいるでしょう。愛しもしない、地位も誇らせない、名誉も自慢できず、権力も使わせないってどんだけ我儘いうんですか。だいたい公爵家の若奥様ってだけで地位はついてきちゃうんですから、それをほしがらないって無理ありません?お互いに干渉しないだけなら政略だろうと契約だろうと結婚してくれる人いますって。探してもいないのに身近で済ませようとしないで下さいよ。より取り見取りなんだから」


 もう私何回も言ってますけどね。さっさと探せばいいんだよ。


「そんな条件にあう令嬢を探すよりシャロンを口説き落とした方が早いと思うんだけど」

「無駄な時間になりますよ」

「何で?」

「だって、私はレナード様に口説き落とされることなんてありえませんもん」

「どうして?」

「レナード様に何を言われてもトキメキが足りないんですよ」

「トキメキ…」

「どっきりびっくりじゃなくて胸がきゅうっとなるようなトキメキです」

「ふぅん…わかった。善処してみようか」

「おっ、じゃあ探しますか」


 やっとその気になってくれましたか!!


「そうだね。シャロンが手伝ってくれるなら」

「それくらいなら」


 メイドの情報網は意外と広いんですぜ。

 表に裏にと公爵家をもりたてるために色々と出来るようになってますから。

 情報集めならまかせろーい。



 候補者その1

 本が大好き引きこもり令嬢


 本があれば生きていけると公言してはばからない令嬢です。

 本があればいいなら、結婚して公爵家の図書室で本に埋もれるっていかがでしょう。

 サクッとお世継ぎが出来れば引きこもりし放題ですよ。


「でも、引きこもりなんだよね?どうやって話をするんだい?」

「そこは大丈夫です。伝手の伝手の伝手の伝手を使って奥様のサロンに来ていただけることになりました」

「なるほどね」

「そこでお話してみましょう!」


 サロンの当日。

 給仕しつつもうまいことご令嬢を一人にしました。

 レナード様が連れ出して図書室へご案内。

 良いでしょ図書室。大きいよ図書室。本好きでしょ。さあどうだ!


 …おかしいな。

 何故か本を手に取って見ているようで、ご令嬢の視線はチラチラとレナード様に向いている。

 本が好きじゃないのか。

 本を愛してるんじゃないのか。

 本が恋人じゃないのか。

 なぜレナード様と目が合うと赤くなる!!


 これ、あかんやつや。


 結果

 引きこもりのご令嬢は純粋無垢の乙女でダメでした。


 候補者その2

 浮名を流しているご令嬢


 これからも遊びたいならお金持ちが良いよね。

 そこに愛はなくても愛人作りぐらいは大目に見てくれるって。

 あ、お世継ぎだけは気を付けてもらわないとなぁ。


 今回は夜会へ突撃です。

 さすが夜の蝶。今宵も男と楽しそうにしてますね。


「シャロン、そのドレス似合っているよ。とても綺麗だ」

「ありがとうございます。レナード様に言われてもなんかピンときませんが」


 メイドが夜会に参加するわけにもいかないですし、給仕として忍び込むとお仕事で手一杯になりそうなので、今回は変装してお邪魔します。

 ドレスは奥様が嬉々として用意してくれました。

 レナード様に手を取られてキスされたときはちょっとトキメキが…いや、ないない。

 だってレナード様のほうが綺麗ですもん。ちくしょう。


「さっさとご令嬢と話してきてくださいよ。レナード様ならすぐに話せますって」

「はいはい。シャロンは誰とも踊っちゃだめだよ」

「はーい」


 潜入調査のためにそれなりに踊れるようにしてますが、ダンスは好きじゃないので踊りませんって。

 おっうまく話してますね。良いですね良いですね。

 そのまま一曲。よーし行ってこーい。


「そこの可愛らしいお嬢さん。一曲お付き合い願えませんか」

「…私のことで?」

「貴方以外におりましょうか」


 おう…鳥肌たっちゃった。

 いかんいかん。私は只今潜入中。


「ごめんなさい。わたくし、踊りは得意ではなくて」


 ご令嬢ってお断りまで遠回しで面倒だね。すごいね世のご令嬢。


「大丈夫、私が手取り足取り教えて差し上げましょう。貴方は私に合わせればいいだけです」

「そんな、ご迷惑をおかけするわけには」

「迷惑だなんてとんでもない。貴方にかけられるものならばそれは私の誉れです」


 やだーきもーい。


「さぁ、お手を…」

「失礼、彼女は私の連れだ」


 取られそうになった手をレナード様が横から奪いました。

 いつの間にそこにいらっしゃったので?

 つか、痛い。そんなに力強く握らないで!!


「行くぞ」


 そういって茫然としている男性を残して引っ張るレナード様。

 だから、痛いって!


「ちょっとレナード様痛いです!!それにご令嬢はどうしたんですか」

「…ごめん。あの令嬢はダメだったよ」

「どーして!!」

「彼女は常に一番でないと許せない人だ」

「と、言うことは」

「結婚したら愛人にも旦那にも一番に愛されないとダメってこと」


 それは、あかんですね。


 結果。

 夜の蝶は女王様すぎてダメでした。


 候補者その3

 貧乏貴族のご令嬢


 これはもうあれですよ。

 きっぱりさっぱり契約結婚。

 家の借金肩代わりするからお飾りの妻になってもらいましょ。

 お世継ぎは別で頑張ればいいから。どーにかするから。お飾りだけでも!!


 今回はもう正面から契約を持ちかけることになりました。

 何故か私が交渉人。

 おかしいぞ。

 いいけど。

 やるけど。

 貧乏でもご令嬢はご令嬢ですね。マナーはしっかりしてらっしゃる。


「と、言うわけでして。いかがでしょうか?互いの利害は一致すると思うのですが」

「ええ、とても魅力的なお話ですわね」

「では!」

「ですが」


 私の言葉を遮るご令嬢。

 意味ありげに私の隣にいるレナード様へ視線を向け、私へと戻した。


「もう求められている方がいる場所へのこのこと出て行くほど愚かになったわけではありません」


 意味わからん。

 これは断られたと言うことですか。


 結果

 貧乏でもなんでもご令嬢はよくわからない。



 みつからない。

 どうにもみつからない。

 一応貴族には貴族と思って探してたけどこれはもう庶民にも手を伸ばすしかないかな。

 でも、お相手探しの範囲を広げる前に確認はとっとかなくちゃいけないな。

 お茶持ってくついでに聞いてみよう。ちょうどあの方もいらっしゃるし。


「失礼いたします。お茶をお持ちいたしました」


 入室許可の声を待ってドアをあける。

 そこにはレナード様と一緒に見目麗しいお方がひとり。これで男とは思えない。

 はい、言わずもがなレナード様の恋人様です。

 いつ見てもお綺麗ですね。


「久しぶりだね。シャロン」

「お久しぶりでございます。アシュリー様」


 笑顔がまぶしいアシュリー様。

 レナード様と並ぶと目の保養ですね。


「レナード様、アシュリー様。お二人のひと時をお邪魔して申し訳ございませんが、ひとつ確認をさせていただいてもよろしいでしょうか」

「いいよ。言ってごらん」


 レナード様からお許しをいただき、アシュリー様も頷いたので確認いたしましょう。


「レナード様のお相手探しを市井にも広げてよろしいでしょうか。庶民の方になりますと奥様教育をしなければなりませんが、貴族様方から探すよりは見つかりやすいかと思うのです」

「…レナード、シャロンに何をさせているの?」

「シャロンから探した方がいいって言われてね」


 あれ、アシュリー様にお話ししてなかったんですか?


「アシュリー様、ご不快かとは思うのですが、やはり世間体というものがございまして…。レナード様の跡継ぎとしての責務ということでご理解いただけないでしょうか」


 まったく。探す前に恋人には説明しておくべきではないでしょうか。


「ああ、シャロンを責めているわけでないよ。この男が情けないとは思っているけれど」


 アシュリー様の咎める視線にレナード様は飄々としてらっしゃいます。

 アシュリー様は男爵家の3男という立場のため、ご自身で商売をされてらっしゃいます。主に貿易が多いためこうしてお会いできるのは月に数回と少ないのですから、レナード様はもっと甘えさせて差し上げればいいのに。

 この国で同性愛というものは表だって非難されるようなことはありませんが、お二人の立場上大っぴらに出来ないところではありますので、お二人の関係性はあまり知られておりません。

 だからこそお相手探しには困らないと思っていたのですが。


「情けなくとも見捨てないでくださいませ」

「それはレナード次第かな」


 ごもっとも。


「まあ、何を考えているのかは予想できるけど。それよりシャロン、うちで働くって話は考えてくれた?」

「ああ、そのお話ですか」


 裏の活動とお嬢様の教育のために外国語やら礼儀作法やら覚えたのが良かったのか、アシュリー様に前から打診はされておりました。

 レナード様は驚いたようにこちらを向かれました。

 なんですか。今度はアシュリー様がお話してないんですか。

 恋人同士ならもっと意思疎通しましょうよ。


「アシュリー…聞いてないんだけど」

「そりゃ言ってないからね」


 見つめ合っちゃってまぁ…。痴話喧嘩とか二人っきりでやってくださいよ。けっ。


「良いお話ですが、レナード様のお相手も見つかっておりませんし、公爵家の方々にはお世話になっておりますから。申し訳ありません」


 結構このお仕事気に入っているんです。

 表も裏もなんだかんだと楽しんでますから。


「そう。いつでも待ってるから声かけてね」

「職を追われたらお願いいたします」

「追われることはないから大丈夫だよ」


 レナード様がすかさず否定された。

 そうですね。レナード様がしっかりと公爵家を盛り立ててくだされば大丈夫だとは思いますよ。

 そのためにもお相手、どうにかしませんと。



 シャロンを下がらせてから私は目の前に座っている男を見据えた。


「レナード、まだシャロンに言ってなかったの?」

「何のことかな」

「私たちがもう恋人じゃないということと、私が"女"だということだよ」


 私の家である男爵家は少々厄介な事情があり、女では何かと面倒なことになるため私は男として育てられた。

 今はその厄介な事情も落ち着いているから女であることを公表してもいいのだが、仕事上男の方が便利なため否定も肯定もせずにそのままにしている。

 レナードとは利害の一致により恋人関係を結んでいたことがあるが、今はもうその関係も終わっている。

 現在は仕事相手として、友人としての付き合いのみだ。

 それに、私は外国に恋人できたし。

 もう何年もシャロンを想っているこの友人。

 まずは誤解を解くことが最優先だと思うのだが。


「分かっているさ。でも教えて逃げられては困るから…ね」

「ああそう…」

「だから君も余計なことはしないでくれよ」

「考えとく」


 私の返答に納得してないようだが、そこは見なかったことにしておこう。

 一匹の猫を捕まえるために張り巡らされた罠と塞がれた逃げ道。

 確かにあの猫は小さな隙間でもあればスルリと逃げてしまいそうだけれど。

 

 シャロンは優秀だけれど、レナードについては認識の甘い所がある。

 レナードは完璧だけれど、シャロンについては読み間違えることがある。


 面白そうな勝負になりそうなので、観戦する気満々なのだが仕事もあるので常に見ていられるわけではない。

 それでも出来る限り近くで観戦したいので、今から仕事は調整しよう。

 まあ、私としてはレナードもシャロンも幸せになってくれればそれで良いけれど。

生い立ちがシリアスなのにまったく気にしていない女の子を書きたいと思ったらこうなりました。

読んでいただいてありがとうございました。

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