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列車内にて
メアリー「エドガーさん。ベリル荘での事件ですけど被害者の旦那さんは大丈夫なんでしょうか。色々メディアを未漁った時に少し気になりまして、、、。」
エドガー「あぁ。君も同じことを考えたのか。」
メアリー「リジーボーデン?」
エドガー「そう。僕も電話でフランク警部に同じ事を聞いたんだ。」
メアリー「安否は、、、?」
エドガー「大丈夫だそうだ。先ほど君が支度している間にまた電話が来てな。で、擬似殺人であった場合息子が犯人になる。」
メアリー「そうですね。」
エドガー「23歳の息子さんがいるようなんでひとまず様子を見てもらってる。関係があるかはわからないが一応4歳の息子さんがいるそう。」
メアリー「ずいぶん歳の離れた兄弟ですね。」
エドガー「いや。16年前、被害者のマリアンヌさんが28歳のとき4歳の息子が事故死したらしいんだ。」
メアリー「そうなんですか、、、。もし、擬似殺人でない場合はどうしてマリアンヌさんは亡くなってしまったのでしょうか。」
エドガー「それは分からない。擬似殺人を考慮して父親保護を提案したが、、、。それにしては犯人が丸わかりになってしまうし、、、。犯人の意図が読めないな、、、。」
メアリー「まぁ現場検証ではっきりさせましょう。」
エドガー「あ、そろそろ着きそうだ。一時間以内には間に合わないがまぁフランク警部なら大丈夫だろう。」
メアリー「そうですね笑」
ベリル荘にて
メアリー「写真で見たものよりも大きくて広いですね、、、。」
エドガー「そうだね。私も始めてきた時はそう思ったよ。」
メアリー「来たことがあるんです?」
エドガー「三年前に依頼で来たんだ。君がメイドで来る前だね。内容は泥棒が潜んでるから調べてくれって。」
メアリー「泥棒ですか、、、!?」
エドガー「でも実際は大きいネズミが彷徨いてただけだったんだけどね。」
メアリー「なぁんですかびっくりしたじゃないですか、、、笑」
エドガー「ふふ。」
フランク警部「ミスターエドガー、やっと来てくれましたね。」
エドガー「遅れて申し訳ないです。わざわざロビーまでお迎えありがとうございます。」
警部「いや。大丈夫です。例の現場はこちらです。」
マリアンヌの部屋
エドガー「ここですか、、、。」
荘の2階の左奥にある部屋に位置する現場。荘でそこだけが異様な空気を纏っていた。
メアリー「エドガーさん、、、。少し変な匂いがしませんか」
フランク警部「そうなんです。まだ特定は出来ていないんですが変な匂いがするんです。」
エドガー「あれ、メアリーはこの匂いが好きじゃなかったかい?入浴剤はこの匂いが1番いいって。」
メアリー「私の好きな、、、。あ、ゼラニウムですか!?」
エドガー「多分ね。ゼラニウムは普通はいい匂いなんだが触りすぎると悪臭に変わるんだ。」
フランク警部「ゼラニウムですか、、。被害者のマリアンヌさんも香水を持っていましたし、荘の外にも咲いてますね。」
エドガー「おそらく、マリアンヌさんはゼラニウムを触った手でダイイングメッセージを書いたんじゃないですかね、、、。そして」
メアリー「そして匂いがメッセージとともに壁に付着したままと、、、!」
エドガー「おいおいメアリー。いいところを取らないでくれ笑」
メアリー「すいません、、、つい!」
フランク警部「流石、、、!見事な推理です。」
エドガー「いえいえ。大したことないですよ。事件との関わりがあるかも分かりませんし、、、。」
フランク警部「いや、あなたの推理は基本事件に関係してると思いますよ。あ、そうだ。よかったら荘を回ってきてはどうですか?ずっとこの部屋にいても多分匂いでやられるかもしれないですし、、、。」
エドガー「そうですね、、、。では少し離れさせてもらいます。」
メアリー「え、、、!現場調べなくていいんですか?」
エドガー「警部がゼラニウムからまた新たな発見をするかもしれない。その間に住人への取り調べをするんだ!手伝ってくれるかね?」
メアリー「もちろんです!」




