第2話 波乱万丈な新学期
第1話から5日経ってるってマジ?
もっと書かないとな…頑張ります。
前書きに書くことが本当にない。
なので本編どうぞ!
蘭花「ていうかなんで女物の制服持ってるの?」
そう言いながら僕達は一旦登校している。
今日は始業式だ。2年生になって先輩になる日…にこうなってしまった。最悪だ…
吹雪「ん?ああ、リィ姉の物だよ元は。」
なるほど。納得である。
蘭花「なるほどぉ、莉衣夏さんの…」
寒月莉衣夏。吹雪と…吹雪のお兄さんのお姉さんだ。長女さんだったかな。
そんな莉衣夏さんも今は行方不明だ。なのにお兄さんまで行方が分からなくなった…吹雪の心情が気になるが、今はそれどころではない。
吹雪「家が近いおかげで遅刻せずに済みそうだな。」
蘭花「そうだね、お母さん達に感謝かな。」
僕は一人暮らしだ。吹雪は…莉衣夏さんとお兄さんと暮らしていたらしい。お兄さんの存在すら僕は知らなかったんだけどね。
吹雪曰く、「兄貴は変な奴だから会わせたくない!」らしい。どんな人なんだ…
ちなみに家賃とかは親が負担してくれている。僕もバイトはしているが足りないのでとてもありがたい。
そうこう言っていたら…
蘭花「…着いちゃったね」
学校に着いてしまった。
吹雪「…ああ、そうだな。」
先生にどう説明しよう…と迷っていたら。
???「おーい、新入学生は講堂だよー」
と、声が聞こえてきた。この声は…
蘭花「おはようございます京香先生。分かりませんか?僕です蘭花です。」
この人は京香翠美先生。僕達の1年生の頃の担任の先生だ。
京香「え?蘭花なの?…つまり…」
吹雪の方を見る。
吹雪「そうですよ、吹雪です。」
そう吹雪が言った途端京香先生は
京香「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」
驚いて大声を出してしまった。注目が僕達に集まる。恥ずかしい。
蘭花「ちょ、京香先生落ち着いてください!」
その後、京香先生を落ち着かせるのに時間がかかったのは言うまでもないだろう。
~教室~
取り敢えず教室まで来た、が…皆の視線が痛い。
そりゃそうだ。皆からしたら知らない人がいるのだから。
吹雪「…なぁ蘭花、なんか…視線が…」
蘭花「言わないで。吹雪。」
そう言っていたら翠美姉s……ゲフンゲフン、京香先生が入ってきた。
京香「やぁ生徒諸君。1年生の頃と同じクラスを持てて私は嬉しいよ!それはそうと皆そこの美少女2人は誰だ?と思ってるだろうね。」
蘭花「!?!?ちょ、翠美姉ちゃん!?」
京香「その呼び方は学校ではやめるんじゃなかった?蘭花」
蘭花「…あっ…」
そんな感じで、僕と吹雪はあっさりバレたのであった。
次回へ続く!
こっちでも莉衣夏さんの名前出てきましたね〜
そして蘭花と翠美の関係性とは…?
次回へ続きます!