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魔法少女:parallel flower  作者: 桜音 愛
愛宮もみじの章
3/3

two 平和?

寿命ということは「散華」が来たのだろう。

散華とは魔法少女が寿命を迎えた時の名称だ。

散華がくるとくるしむこともなく魂がふっと抜けて寝ているように亡くなる。

名前は知らないが弓道部の先輩で、お世話になっていると彼女は自分のことのように話していた。

とてもショックだろう。

私が散華してもこんなふうに悲しんでくれる人がいるかな。

「5番、愛宮もみじさん」

「は、はい!!!」

あ、危ないぼーっとしていて応えるのを忘れるとこだった。

はぁー今日も1日が始まる、憂鬱だ〜。

一時間目は国語。

私の得意な教科だ。

でも漢字は苦手だから勘弁してほしい。

二時間目は体育、バレーは楽しいけど運動は嫌いだ。あーあ魔法少女の魔法が使えたら楽なのに。

三時間目は数学また嫌いな教科だ。

体育のあとのせいで全く内容が入ってこないがいいだろう。

四時間目、お腹すいた。社会で昔のご飯についた調べているのだがこのせいでよりお腹が空く。私の愛するお弁当はどこ〜。

キーンコーンカーンコーン

「あおいーーご飯食べよーー」

「はいはい、今日も食欲旺盛ですね〜」

「うー。だってーーー」

「ねぇもみじちゃん、あおいちゃん私も一緒に食べていい?」

そう聞いてきたのは奥菜紫苑ちゃん

「しおんも一緒に食べよー。もみじいいよね?」

「うん!一緒に食べよ」

一日はあっという間に過ぎていった。

「やっぱり、いつ見ても夕焼けはきれいだね〜。もみじの髪みたい」

「そう〜?私は青空みたいなあおいの髪も好きだよー」

「ふふっ。ありがと」

「あっ分かれ道、あおい、また明日」

「また明日〜」

いや〜あおいといるとずっと楽しいな

ずっと、一緒にいたいな。

早く明日来ないかな〜。

ぼーっとしながらふと、歩道橋をみてみると、今にも落ちそうな女性の姿が見えた。

「えっ」

行かないとそう思った時には体は動いていた。

危なかった。あと0.1秒遅れていたらだめだったかもしれない。

「だ、大丈夫でしたか?」

「え、ええ」

「よかったー。あ、もう帰らないと。それでわ」

見てくれてありがとうございます!

次回もお楽しみに!

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