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死神は泣く  作者: haruharu
3/5

世界の成り立ち~Saki's time~

前回に引き続き、「死神は泣く」書いていきます!中々進展しませんが、少々我慢くださいませ...っ!

~第三話~

 目が覚める。勝手に溢れた涙が、頬を伝った。恐ろしい夢のあとだというのに、余韻はすぐに消え去る。慣れてしまったのか、学校のことで―――彼のことですぐ頭がいっぱいになる。涙に下に笑みが浮かぶ。この気持ちは騙そうに騙せない。元貴族である私が単純なせいかと思い、ひと時は忘れようと試みたのだ。それでもダメだったのだからしょうがない。幸い黒腕には感染していないので、それで嫌われることはないだろう。

 ―――黒腕。隕石が降り、広まったウイルスにより感染してしまった人間は、能力を授かる。科学では証明できず、何故か一方的に殺傷能力の高い。そして、その能力を持った人間は能力を使う度、体の一部分から徐々に―――徐々に漆黒に染まっていくのだ。さらに今までの症例では、体が完全に黒く変色した時、その人間は命を絶たれるのだという。能力者は「黒腕」と呼ばれ、その多くが恐るべき殺傷能力を評価され、軍へ送られるか、若い人たちは軍校へ送られるのだ。全ては戦争のためである。元々は国家への反乱から始まったこの国は、強い兵力などあるはずもなく、優秀な作戦と奇襲によって勢力を拡大してきた。そのため、利用できる物は全て利用しようというのだろう。未来の戦力になる学生までもが戦争の教えを受け、実戦に向け訓練を続けている。

 だが、現在は休戦中なのだ。生きているうちに、開戦しないと良いんだけどな...そんな事を考えてしまう。とりあえず今は起きなければ。今日も学校だ。ベッドから這い出し、洗面所で顔を洗い、真っ赤な髪をポニーテールで結わえる。これが一人で出来るようになったのは、親を亡くして一人で暮らすようになってからだ。最近では普通の暮らしにも慣れてきた。気になる人も...うん。出来たのだろう。服を着替え、朝食を摂る。バックを背負って玄関のドアを開ける。今日はどんな話をしようか?

 


 この日の正午、彼らの学校に脅威が訪れる。そこで、彼らの人生は大きく揺り動かされることになる。彼らの選択が鍵を握る―――――。

どうだったでしょう?評価お願いします。今回ではサキの秘密が少々。ほんと中々進みませんねすいません!!次には動かしますよ!頑張ります!

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