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あとがき

 この小説を書こうと思ったきっかけは、多重人格モノの話に納得がいかなかったからです。その話では多数ある人格の中で、一番情けない人格がストーリー上、大きく絡んでくるのですが、後半になると忘れ去られたように周囲の人間に見向きもされなくなります。まあ、その人格は情けないわ卑劣だわといいところなしなのですが、妙に惹きつけるものがありました。


 題名からわかる通りに、この話はハッピーエンドとはいいがたい話です。誰もが最良の行動をとろうとして、結局報われない話です。でも、主人公はそこそこ満足して消えていますから、バッドエンドではないつもりです。


 最後に『ぼく』をもってくるか、カズキ(主人公を憐れむ役割)をもってくるかで悩みましたが、いまの形に落ち着きました。


 それから、主人公の描写がもっとほしかったかな、と思っています。初めは短編のつもりで書き始めたので、話の進行は速めにしてあります。そのせいか、いまいち主人公の悲壮感が物足りない感じに……。


 と、読み返すと不満は数限りないですが、なんとか完結することができました。


 最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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