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 びっくりして目を閉じると、ゴン・ベチャッと効果音?

目を開けると何かにぶつかったうさぎもどき。完全に目を回しているようです。

あっ、ひょっとして結界?


 “ブラン、ここに結界あるの?”

 “よく見てみろ。聖もわかるから”

ん、透明な壁ですね。魔力の蛇口をもう少し開いた方がいいですね。

見やすくなりましたから。


 “ブラン、このうさぎもどきって食べれるの?”

 “質問は、そっちかい”

 “お肉食べたいもん、この世界でまだ一度も食べてないし”

 “食べれるぞ”

 “やったぁ”


 問題は、どうやって拘束するかよね。本当は、ここでさばければいいけど、

やったことない。 


 「むむむっ」


 「聖、何うなっているの?」

あらっ、グリーさんいつの間にここへ?そんなことはどうでもいいけど。


 「グリーさん、これどうしたらいいですか?」とうさぎもどきを指差しました。


 「魔物ね。夕食の材料にしましょう。余ったら干し肉ね」

と言うとうさぎもどきの首が魔術で切られ消えました。家に移動したのでしょう。


 これは、私もできないと困ることなので最初に覚えないとだめですね。

いま使われた魔術に関しては、蛇口を大きくしたせいか感知できたような気が

します。


 「今の魔物っておいしいのですか?」

 「おいしいわよ。私や聖にとっては、あまり強くないし食料に困ったら確保よ。

ランクの低い冒険者や一般の人にはちょっと荷が重いとは思うけどね」


 「そうなんですか。ところで魔物の首を斬ったのと転移は、どんな魔術になる

のですか」


 「斬る方法としては、硬度のあるナイフを想定して行うということで、転移は

移動先の場所を決めて動かすという行為ね。わかる場所以外は、無理ね」


 「そうですか。ありがとうございます。今から家に戻るのですか?

そうなら一緒に戻ります。何かできることがあったらしますから言って下さい」


 「じゃあ、一緒に戻りましょう。明日は、一緒に森へ行って薬草取りね」


 「はい」と二人と一匹でUターンしました。


 “みんな、ごめんね。これで散歩終了ね。また、散歩しましょうね”


 ““““““はい””””””


 家に戻って井戸へいくと野菜っぽいものにうさぎもどきに薬草っぽいものが、

置いてありました。散歩前には、無かった気がしますのでその後ですね。


 グリーさんに必要なものを聞いて乾いた食器とともに運びましょう。

炊事場は、特に変わったこともないような気がします。


 「メニューは何ですか?何をしましょうか?」

 「じゃあ、これとこれを切ってここへ入れてね。夕食は肉入りスープがメイン

であとはパンとサラダね」


 「はい、これから切りますね。大きさは、全部一口サイズでいいですか?」

 「それでいいわよ。よろしく」

 聞くと同時に包丁を持って皮むいて乱切りにしました。なべに入れて終了。

グリーさんから肉を受け取り、一口サイズに切ってなべに入れ、指示待ちで

待機中と。


 「さて、これを煮込んで終了と。しばらくしたらできるわよ」


 「グリーさん、火はどうやって点けるんですか?」

 「聖、やってみない?これの上で火が点いたイメージで魔力を放出ね。

火力は中火よ」


 スパルタ?これが普通なんでしょうか?最初から難度が高いような気も・・・。

やるしかないけど、まず魔力の蛇口確認OK。イメージは問題無し。

火を点けることができるなら弱火でもとろ火でもできそうな気がします。


 問題は、魔力の放出!どんなイメージを持てばいいかぁ。

どっかの誰かみたい指パッチンも両手を合わせるのも嫌だし・・・、どっかの

魔女さんみたいに口を動かしてっていうのも嫌っ。

グリーさんは、何もしてなかったですね。

慣れるまでタイミングを計るのに必要だから指パッチンでいいっか。


 それじゃあ、聖行きます、魔力の放出と中火のイメージを浮かべてパチッと。

おお~っ、点きました。さすがチート!


 「やっぱりできるのね」ふふふっ。

?、なんだかグリーさんが怖いです。

二種類のアニメを登場させてみました(^^;)

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