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ドリームブレーカーとヤギどらごん  作者: ヤギどらごん応援隊員
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76話 ただの噂話とヤギどらごん②

よろしくお願いいたします。




 インターネット掲示板で一時期流行った噂話。


それは深夜2時、一人きりで高校備え付けの屋外プールへ行くとヤギどらごんに会えるというもの。


掲示板には暗闇にぼやけたプールの画像が何枚も貼られていた。貼りつけた人たち曰く、「プールにたくさんのヤギどらごんが仰向けに浮かんでいた」とのこと。


近い距離で撮られた画像はない。荒い画像を拡大するとプールの水面に妖精らしきものが薄っすらと確認できる。妖精は本来写真に写らないのだが、このシチュエーションでは映ることが判明したのだ。



しかし近づいて写真を撮ろうとすると撮影媒体をプールに落として必ず故障してしまう。


加えて、光を照らしたり、存在を気づかれると、ヤギどらごんはすぐいなくなってしまう。


だからどこまで接近してプールに浮かぶヤギどらごんを撮影できるかというものが流行ったのだ。


 これについては、グリーンハンズマンが出動する事件が発生するまで続いた。

 それ以降、妖精も深夜の屋外プールに現れなくなった。


おわり



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