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ドリームブレーカーとヤギどらごん  作者: ヤギどらごん応援隊員
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71話 イシミズサヤカとヤギどらごん

よろしくお願いいたします



 イシミズサヤカは今日もため息をつく。


 水曜日の午前6時30分。

父が参加する倫理法人会との地域清掃が終了する時間。


「またヤギどらごんに会えなかった」

アスファルトの上、ひとり不満をごちる。


いっぱいになった可燃ごみの袋を縛りながら

イシミズサヤカはこの後の1日を想像する。

父の送る車で家に戻り、制服に着替えて親友のカエデと一緒に学校へ行く。4限の選択体育はバレーボールの試合。そこさえ乗り切れば大体いつも通り。あとは放課後の大学受験者向けの特別講義に出席しようか悩むくらいのもの。




☆☆☆

 イシミズサヤカは一度ヤギどらごんを見ている。1年前、道路に落ちて潰れていた軍手をヤギどらごんが拾い去るところを見た。


軍手を自演で落とすのはナンセンス。

自主的に清掃しているところにヤギどらごんと会うことが理想的だとイシミズサヤカは考える。


「あぁ、空から軍手が落ちてくればいいのに」

そう言ってイシミズサヤカは親友のカエデと体育の不満を語り合いながら今日も学校へ向かう。



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