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ドリームブレーカーとヤギどらごん  作者: ヤギどらごん応援隊員
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7話 オカカミスグルとヤギどらごん

よろしくお願いいたします。

 ヤギどらごんニュースの時間。

僕は帰宅してすぐに自室のPC前に座る。


生粋のヤギどらごんマニアを公表している二枚目なニュースキャスター。ヤギどらごんを崇拝してる裏方の技術スタッフ。

それらによる無料の本格ニュース配信。


今日のニュースは、ヤギどらごんぬいぐるみに盗聴器を忍ばせ、路上に放置したという事件だった。


この事件に対して犯人は

「ぬいぐるみを置き引きする人のヤギどらごんへの愛を知りたかった」と語ったらしい。


そのすぐ後、映っていた二枚目のお兄さんは暗転し、捕まえられた犯人へ私的制裁をしている動画に切り替わる。


僕は怖かったけど目を逸らさずに見たんだ。けど、この配信はなにかおかしかった。どこか違和感があった。


配信は突如消えた。

同時視聴者数8万人とともに僕は配信サイトのトップページへ飛ばされた。


あぁ、やっぱりこれは偽ニュース。

今月入って2回目。それにひっかかる自分て、トホホ。


今度は、博士が映る本物のニュース配信を見る。同時視聴者は150万人。


ヤギどらごんが好みそうな新作アイス紹介や、ヤギどらごん宛に送られてきたラブレターの読み上げ。さらにヤギどらごんの着ぐるみが踊っているなんとも可愛らしいニュース配信。僕はこれが見たかったのだ。

これで今日も僕は安眠できそうだ。



 しかし夜になって、僕は眠りにつけなかった。


目を瞑ると思い出してしまう。

放送が止められたあの動画の続き。

おそらく、突き立てられた刃物により、犯人は腹を切り裂かれたに違いなかった。



ありがとうございました。


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