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ドリームブレーカーとヤギどらごん  作者: ヤギどらごん応援隊員
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34話 カスガチサトとヤギどらごん

よろしくお願いします。

 通学で使用するナルトウ駅が好きだった。


 部活終わりの夕暮れ時、自前のエナメルバッグの上に座って、駅のホームから田園風景を眺める。所謂田舎のため、電車が来るのは1時間に2本だけ。その頻度であれば電光掲示板が必要なのかいつも疑問なのだが、0番線の存在や、いつも決まった線に停まるとは限らない、といった風に同時にその回答も頭に浮かぶ。


結論は、乗り遅れたら次の電車をゆっくり待つということだ。


 エナメルバッグを下にして、頭を空にして、平野が作る大きな空を見るのがカスガチサトにとって何よりストレス解消だった。


 エナメルバッグにはヤギどらごんぬいぐるみがついているので、カスガチサトはそのぬいぐるみと一緒に大きな空を見る。17アイスが手にあればもう最高。


空を見上げ、深く呼吸をして、パワーを貰い今日も明日も頑張れる。


 暗くなる空にパワフルな自分の将来の姿を重ねてみるのだ。


ありがとうございました。

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