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ドリームブレーカーとヤギどらごん  作者: ヤギどらごん応援隊員
32/107

31話 ナツオミツヤとヤギどらごん

よろしくお願いします。


 木曜日の午後10時30分。

塾からの帰り道の時間。

田舎町の道路は車1台も通らない。

だから車道の中央線上を僕は自転車で走る。帰り道のうち4kmは中央線を走るのだから、まったくクソガキ中学生である。


 下りの坂道では中央線で両手を大きく広げて、手放し運転。寝静まる田舎の夜に、冷たい風を切る感覚が最高だ。

受験勉強に力を入れないといけない時期、この爽快感を味わえるなら夜の塾も何のそのである。


ママチャリのかごには、通学バッグとヤギどらごん。ヤギどらごんも刺激がほしいのか、気がつくとよく自転車かごの中にいる。


受験当日までのあと数ヶ月、

僕はヤギどらごんと笑いながらこの道を通るのだろう。


ベルを鳴らすとよく響く。

まったく冬の夜は静かなものだ。





☆☆☆

ナツオミツヤは志望校へ無事合格した。首席の成績での合格だった。



ありがとうございました。

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