20話 タサカカナヤとヤギどらごん
よろしくお願いいたします。
タサカカナヤはルーティンを守る。
スマートフォンとイヤホン、怖い話朗読がある動画サイトがあればそれは再現可能。
怖い話朗読を聴くのは寝る前に限る。
睡眠導入に使うのではなく、暗い部屋で目を瞑って、頭でイメージしながら聴く。リラックスして、寝ようと思えばすぐ寝られる。その状態から1時間は朗読を聴く。そうすると、不思議なことに、怖い話の中に入れる。ねぇ、知らなかったでしょう。耳で聴きながら、同時に怖い話の中に入り込める。これができると、その話が世界で一番怖い話に聴こえるんだ。さらに世界で一番怖い体験をしていると感じられる。これは世紀の大発見だった。
この前は、有名な話の中に入れた。
三回転ぶと死ぬ村の話。
その村の住人はヤギどらごんだった。ヤギどらごんがドジなのか、村の整地が悪いのか、何度もヤギどらごんは転んでいた。その様子がすごく可愛かったことを今でも覚えている。
怖い思いをしながら眠りにつくのが至高だった。
しかし癒されながら眠るのも幸せの1つなのかもしれない。
では、みなさんも良い夢を。おやすみ。
ありがとうございました。