表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドリームブレーカーとヤギどらごん  作者: ヤギどらごん応援隊員
12/107

12話 カトウヒサタとヤギどらごん

よろしくお願いいたします。

 部屋の隅に置いてあるヤギどらごんぬいぐるみが俺を見ている。誰から貰ったものかもう覚えていない。


 休日はまとめて睡眠を取ることだけを喜びとしていた。

喜びではなく生存本能かもしれないけど。

カトウヒサタは16時間寝たあと、新鮮な空気を吸うために外へ出た。

夕暮れ空が「お前はほとんど死んだようなもんだな」って言っている。俺はそろそろ限界かもしれない。


部屋に戻って食べ物を探す。カップラーメンどこに置いたっけ。


部屋を掃除してまで探す気は起こらず、食事はすぐに諦めた。


頭が働けばどこに置いたかなんてすぐに思い出せるのに。

カトウヒサタは布団の上に横になった。


「あっ」小さな声が出た。


ヤギどらごんぬいぐるみなんて誰からも貰っていない。自分で買ってもいない。ずっと前からいて、ジッと目が合うそれは妖精だったのだ。いつからそこにいたのか。妖精ならウインクくらいしてくれればいいのに。


何も考えはなかったがカトウヒサタは、ヤギどらごんを抱えてしばらく外に出ることにした。


ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ