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ドリームブレーカーとヤギどらごん  作者: ヤギどらごん応援隊員
119/134

92話 嘘つき男(27)とヤギどらごん

よろしくお願いいたします。

次話の93話に続きます。




 男は嘘をつく。

正直者として学生時代は平々凡々に生きていたが、男は就職し社会に出て変わった。


男は職場で嘘を覚えた。


①自分に自信を持つこと。

②相手を不安にさせないこと。

③言葉を言い切ること。


男はこの3つを、嘘を用いて取り繕うようになった。言い切った言葉に対する行動だけには男は必ず正直に生きた。


これが元来の習性のように定着すると男は若手ながら会社で一番高い評価を得た。嘘により成果と周りの評価が作られる、自分自身を変えられることに男は気づいた。


 男は会社を去り、次に金儲けを考えた。

優秀だという嘘をつける自分は、きっと大金を稼ぐことができる。一度きりの人生で挑戦しないのは「嘘」であるという思考が男を支配した。



 男は多くの人と接触し、一個人として関心を持ってもらうことを優先した。


そして男はすぐに有名になった。

それはこの一言から始まる。



「僕はヤギどらごんが見えます。この日本にいっぱいいます!!」





☆☆☆

男はネット上で記事を出した。

「スプリットタンのヤギどらごんのアイスの食べ方」

勿論無料記事、そして勿論嘘で固めた長文記事。


その記事のPV数は現在5億を超えている。




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