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ドリームブレーカーとヤギどらごん  作者: ヤギどらごん応援隊員
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90話 タオカマイとヤギどらごん

よろしくお願いいたします。




 私が高校1年生になったとき。

この年の花粉の飛沫は酷く、大量に涙を流していたら妖精が見えるようになりました。


慣れ始めた教室、溢れる涙で視界がぼやけていたところ、白い物体が見えました。


私の前の席のサハラミツキ君の肩の上に妖精がいました。


 前の席に妖精がいると黒板が見えなくなるのではないか、と思った人もいるかもしれません。大丈夫です。サハラ君は授業中、前傾姿勢で揺れているのです。恐らく眠気に耐えているのでしょう。そんな時に妖精はバランスをとるように彼の肩の上に乗っているのです。


ヤギどらごんはそのバランスゲームを楽しんでいるらしいです。

たまにある彼のビクッとした動きに、ヤギどらごんは嬉しそうに羽をパタパタ動かしています。


私は涙も鼻水も止まりません。

でも、その光景すごくおもしろいんです。


サハラ君は放課後、入部する部活を探して、たくさん見学をしているらしいです。


どうか、写真部に来ないかなぁ、彼が来てくれたらもっと楽しいのにと私は思います。


今日も今日とて、私は涙と鼻水が止まりません。

花粉がなくなる少し先の夏を楽しみに、この光景を楽しんでいます。





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