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ドリームブレーカーとヤギどらごん  作者: ヤギどらごん応援隊員
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87話 ハセベタカハルとヤギどらごん

よろしくお願いいたします。




 ハセベタカハルは今日に限っては18時に自宅に着いた。


2日前から会社に泊まっていたため、服を変えるという名目でツチノコよろしく定時に帰ることができたのだ。


冷蔵庫からヤ○ルトを取り、銀紙の蓋を捲り、ゴミ箱へ捨ててソファに座る。



ガコッ



長く気を吐く溜息が出る。

疲れを取るための乳酸菌飲料であったはずが、また1つストレスを溜めてしまったのだ。


自分への苛つきを覚えないよう気晴らしにテレビをネットに繋げる。画面に妖精の公式番組が流れたので、体をソファに預けて妖精特集を見ることにした。


「今日一番運が良い人は、ヤ○ルトを飲まないでゴミ箱に入れてしまったあなたでーす。もちろんSDGsですよ。たまたまやってしまった人、あなたは今日素晴らしい1日になりますー。何をやってもうまくいきますよー。ヤギどらごんに会えるかもー」


ハイテンションな女性が占いコーナーの結果を告げる。


ヤ○ルトを飲まずに捨ててしまった人間に何ができるのだろうか。


今日が終わるまであと5時間。


いい夢を見たい。

せめて起きたときに疲れが取れていたい。

ハセベタカハルが望んだものはそのくらいだった。





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