設定資料:ヴァルキリー
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敵対世界{エリザベス・アドスミス}
別称|絶対無双の狂戦乙女
主力武器|剣・弓・槍・槌・鎌・刀・斧の全て(重量制限、片手500kg)
脇差|名刀、焦土《ショウド》
「概要」
小国アドスミスは砂漠に囲まれた貧しい国家でありながら、鉱石を加工する技術により国家を存続させていた。王家アドスミスも例外ではなく代々高い鍛冶の腕を持ちながら、国家機密を下に技術力を奪わんとする他国の侵略に対抗すべく強大な戦闘装備を生産していた。狂戦乙女の武装はその最たるものであり、脈々と受け継がれる古代兵器の技術を流用し、神殺しと呼ばれる武装を身に纏っている。
「裏話」
エリザベスはアドスミス家の三女であり、身長は174センチと体格に恵まれた。加えて戦場で身に付ける武装はホッパーのような義足に近い構造を採用しており、俊敏性に優れながらも190センチに届く体躯へと変貌する。鎧装備自体は鎧と呼ぶには相応しく無いほどに面積が少ないが、それらは刃を通すことは無く頑強であることに相違なく狂戦乙女の筋肉活動をサポートするパワーアーマーとしても機能する。これにより特大で長身の武器ですら木枯らしの舞うが如く振り回すような薙ぎを可能として、集団戦や混戦の打開能力は神々しいほどに圧倒的。兜から流れるアドスミス王家の特徴的な赤髪も相まって象徴的に恐れられている。また兵装の作成にはエリザベス自身も関与している為に、自身が最大限に出せる馬力を把握していると共に、戦場でセルフメンテナンスも行えることが戦力としての持続性と絶対性を担保している。作中では唯一ナナシが真っ向勝負をしなかった相手であり、戦闘の疲弊と生理的要因による体調不良も相まって敗戦した。アドスミスは常々食糧難であり薬も無い国なのである。戦闘スタイルは相手の弱点に合わせ千変万化に兵装を変えるものでありながら、接近戦に対して振るわれる名刀焦土は圧倒的な軽さから神速の白刃を繰り出し隙が無く、その戦いぶりは絶対無双の名に恥じない。本篇「ノアの旅人」ではアドスミスの大戦争犯罪人として祖国を裏切りユーヴサテラの仲間となる。クランでは武器やオーパーツの精査及びメンテナンスを担当としエリザベスの戦闘シーンはほとんど見られないが、実は他国に名を轟かすほどに大陸最強クラスの武人であった。テツはその話を聞き心底リザに関心、羨望の眼差しを向けると共に一瞬脳裏でナナシの存在理由を疑ったらしい。アルクはそれをカバーしたとされる。
「いらなくない?」「要らなくないよ!」
「裏話②」
冒頭、エルノアがトマトパスタとチャーハンしか料理しないといったやり取りがあった。その真相はナナシの心を読んだ中で、”ナナシが”最も鮮明にレシピが浮かぶ料理がその2品であったため。すなわちエルノアは元来料理を作る能力を微塵も有しておらず、ナナシもトマトパスタとチャーハン以外のことは考えていない。見栄っ張り×捻くれもの、という生産性の無い二人の性格が引き起こした事態で有った。
(どうせ今日もパスタ......)(今日はパスタか......)




