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勘違いの果て  作者: SSiNN
11/40

11.距離

~雨田隆一~

 今日は4月16日、家には誰もおらず一人で朝の準備をし、一人で生活している。

 今日は生憎雨が降ってる。自転車で学校に行くには何かしら対策をしないといけない。

「警報でも出ないかな。」

 そんなことを言っても警報は出るわけがない。今出てるのは俺の体温計の温度だけだ。

{38.5}

「もしもし、僕は一年D組の雨田です。あ、すみません。今、38.5度の熱が出ていて体調がすぐれないので今日はお休みしてもよろしいでしょうか。」



------------------


~都留飛菜子~

「欠席は…今日雨田は熱が出て休むそうだ。」

「(雨田が熱で学校を休んだ。)」

「大野の風が移ったんじゃない?」

「そうだとしたら雨田に悪いな。それにあいつあの後から一人暮らしなんだけど、体調不良になっても一人だな。」

「あの後?」

「昔、雨田はそこのマンションに住んでたんだよ。」

「…引っ越したの?」

「うん、リューのおじいちゃんが亡くなって家が残ったらしくて、ちょうどマンション暮らしの雨田はそっちに引っ越したの。」

「そうなんだ。」


「飛菜子、今日一緒にリューのお見舞い行かない?」

「いいね。」

「お前ら、俺が体調不良で休んだ時にお見舞い来なかったのに…」

「大野は体調不良になってもケロっとしてるから意味ないでしょ?」

「そうですか。」

 ということで、私は華麗ちゃんと大野君と一緒に雨田のお見舞いに行くことになった。

「…そういえば私、道をちゃんと覚えてないんだけど…」

「帰り道?」

「うん」

「今までどうやって帰ってたの?」

「雨田について行ってた。」

「都留さん、地図は出せる?」

「この写真に写ってます。」

「…分かった。」


------------------


「…何しに来たお前ら、」

「お見舞いだよ。」

「これ今日のプリントだよ。」

「…一人で帰ってこれたか?」

「この二人についてきた。」

「…そうか、俺はだいぶ熱は引いたけど移っても知らないぞ。」

「今、何度?」

「…37.1」

「(よかった、熱が引いてる。)」

「微熱だね」

「朝は何度だったの?」

「38.5」

「薬は飲んだの?」

「…飲んだ。」

「お腹は?」

「すいてる…まぁ、移っても知らないけど入るか?」

「「うん」」

「そうする。」


「冷蔵庫にお茶が入ってるから勝手に入れて飲んでくれ、俺が入れたら移るかもしれないからな」

「はーい」

「家の中におかしの類が少ないから、食ってもいいけど食ったら言ってくれ。」

「雨田、これケーキでも買ってきたけど食べる?食べれる?」

「食べれるよ。」

「この前のところで勝ってきたんだ。雨田が好きだって言っていたチーズケーキも買ってきたよ。」

「ありがとう。」

「…りゅ、リュー、」

「…どうした?」

「、いや何でもない」

「…まさか、移ったのか?体温計どこだっけ…」

「いや、大丈夫だって!!」

「でもなぁ、…一応測った方がいいと思うけど…額でもわかるか。」

 雨田が華麗ちゃんのおでこに手を当てて熱を確認し始めた。華麗ちゃんは恥ずかしそうにしてるけど、様子が変だったのは本当だし…さっきまで元気だったのに様子がおかしいのは変かな?

「ちょっと、華麗の額熱くないか?」

「お前の体温が高いからじゃないの?」

「じゃあ、大野がやってみろよ。」

「俺がやるより、体温計で体温を測る方が早いだろ。」

 そういって大野君が華麗ちゃんに体温計を手渡した。

{36.8}

「いたって平熱ですけど?」

「すまん、ちょっと焦った。」

「…それでも焦りすぎだよ。」

「雨田は、熱が出てるから華麗に移ったら困るだろ。」

「そうだね。」

「雨田、コーヒー淹れるね。」

「お願いするわ。」

「どこにある?」

「そこの引き出しにある。」

「分かった。」

「二人とも砂糖とミルクは入れる?」

「私はミルクは多めに砂糖は普通、とコーラを入…」

「華麗にはミルクは普通で砂糖多めだ。」

「俺は砂糖とミルクは普通」

「分かった。」

「悪いな飛菜子」

「いやいや、急に押しかけてのはこっちだし」

「そうだよ、本来寝てるはずのリューの家に押しかけたのはこっちだから気を使わないでよ。」

「雨田は、ゆっくり座っとけ」

「分かった。」

「雨田、あっちで一緒に話そうぜ。」

「大野は手伝ってくれないの?」

「今そんなに人いらないだろ?」

「まぁ、そうだね。」

「今お湯沸いたからあとはコーヒー淹れるだけだよ?」

「私、先にケーキ持っていくね。」

「お願い。」


------------------


「ケーキおいしいね。」

「そうだな。」

「うん。」

 みんな、私が入れたコーヒーを飲みケーキを食べている。おいしいと言って食べている。少し前まではこんなことがなかったのに…楽しいなぁ。

「飛菜子どうしたの?すごくうれしそうな顔してるけど…もしかしてそのケーキすごくおいしいの?」

「…え、あ、うん、そうなんだよ。」

 私、すごくうれしそうな顔をしてた?

「ちょっともらっていい?」

「いいよ。そっちのもちょっと頂戴」

「ありがとう」

「こちらこそありがとう。」

 華麗ちゃんのケーキ食べてみたいと思ってたんだよね。

「雨田は明日学校に行くのか?」

「行こうかな。熱も引いてるし。」

「様子見でもう一日休めるけどな。」

「それだと後から出席日数が足りなくなる。」

「そうか。」

「でもなそれだと、大野も休めただろ?」

「俺は昔に犯した過ちを繰り返さない主義なんだよ。」

「大野がずる休みしてるってわかってるから私たちが先生に言ったら、先生が後で家に連絡を入れてばれたやつ?」

「そうだよ。」

「大野君ずる休みしてたの?」

「確か、言い訳は…『新作ゲームがしたかったから休んだ。』だっけ?」

「大野のお母さんと先生にこっぴどく怒られてたよな。」

「そんな理由でずる休みはダメだよ?大野君」

「…反省してるからもう言うな。」

「大野がずる休みしなければ言わないよ。」

「もうしないって、」

「そうかなー」

「しないしない、」

「じゃあ、一昨日休んだのは何?」

「あれは本当に熱が出たんだって、」

「証拠はあるか?」

「ない!!」

 なんか大野君が責められてる。まぁ、ずる休みをしたのが悪いんだけど…

 この三人のこの雰囲気いいなぁ、私もこんな友達がいたらよかったなぁ。

「何言ってるの?」

「いや、なんでもない。ちょっと考え事を…」

「『私にもこんな友達がいたらなぁ』って言ったよ?」

「…」

「いるじゃん、ここに…私たちがいるじゃん。」

「飛菜子、俺はお前を気のいい友達だと思ってるぞ。」

「そもそも、友達じゃないやつと一緒に行動なんてしてない。」

「そうだよ。確かに飛菜子が昔いろいろあっただろうけど、それは私たちに関係ないよね。タニヤが言ってたけど気の合わないやつと付き合う必要はない気の合うやつらとからめばいいって…私たちは飛菜子と気が合わない?」

「合うよ、すごく合う。」

「そうでしょ。私も飛菜子とすごく気が合うよ。」

「(そもそも、飛菜子が友達になろうって言ってきた気がするんだが…)」

 そうだよね、仲がいい友達はもういる。

 私が間違っていた。昔、周りからいやなことをされ続けたから友達とのいい思い出がないからそう思ったけど、今からでもまだ間に合う。昔にあったことなんて関係ないんだ。

「さっきみたいなことを言われたら仲良くしたくてもできないよ。」

「…ごめん、私これからもみんなと仲良くしてほしいです。」

「それでいいんだよ。」


 話が少し重くなり、みんながそれぞれのケーキを食べコーヒーをすすり沈黙の時間が過ぎた。

 私が変なことを言ったから…

「そういえば、リューは音楽の作文書いた?」

「作文?」

「先週の授業で先生がいなかったから代わりにタニヤが映画を見せてその授業を受けた証拠として作文を書いてこいって言ってたやつ」

「あの日に書いてる。」

「寝てたのに?」

「もともと原作を読んでいたからそこから書いたな。」

「雨田は昔から作文も得意だったな。」

「作文って適当に文字で埋めたら終わるぞ?」

「私たちはそれが出来なくて困ってるんだよ。飛菜子はどう?得意?」

「…私も雨田と同じで得意です。」

「コツとかある?」

「最初に書く内容を決めてそれを膨らませるための話題を探します。それをもとに作文を書くとか?」

「リューと同じく『適当に埋めたら終わる』とは言わないんだね。」

「悪いか?」

「俺と華麗が困ってるときにそれを言われてすごく腹が立たんだよ。」

「そうだよ。問題の解決になってなかったよ。これなら飛菜子の方がいいよ。」

「でも、私も最終的には雨田と同じですけど?」

「え?」

「私も最終的には適当に文字で埋めてます。」

「そうなんだ。」

「雨田と都留さんはなんでそんなに得意になったのか心当たりはあるのか?」

「「全然」」

「…そうか。」

「夏休みの読書感想文どうしたらいいんだろう…」

「何それ?」

「今日国語の授業で、夏休みになったらそれを書いてもらいます。って言ったたんだよ。私、読書感想文に結構時間がかかるから大変なんだよ。夏休みはみんなで遊びたいのに…」

「その前に中間と期末があるだろ…」

「そうだった…」

「…」

「高校って赤点取ったら追試?」

「そうじゃないの?」

「やばいな」

「そうだね。何か対策を立てないと…」

「二人とも勉強苦手なの?」

「そうだよ都留さん、俺は調子がいい時は赤点ギリギリで調子の悪い時は平均30点ぐらいだよ。華麗はいつも30点ぐらいだけど。」

「うちの高校の赤点ラインってどれくらいだっけ?」

「分からん。」

「確か、平均×0.8だった気がするけど…」

「うちの高校って偏差値55くらいだったんだけど」

「そうだったっけ?」

「家が近かったっていう理由で学校を選んだ雨田は関係ない言葉だよ。」

「偏差値55って賢いほうに入ったはず…」

「飛菜子はどうしてこの学校を選んだの?」

「引っ越すって決めてから決めたんだけど、親から『飛菜子の実力ならここがいいんじゃないかな』って言われて受験した。」

「実際の偏差値は聞いていなかったと…」

 昔の私は周りに頼る友達もいなかった。本を読んでいるだけでバカにされる環境にいて毎日があまり楽しくはなかった。むしろその生活がいやっだった。学校に行けば自分の趣味をバカにされる。ほかに楽しいことなんて知らなかった。

 中学3年になって、両親が引っ越して別の場所に住むことを提案してきた。

 私は、引っ越したとしても中学の人との関係は切ることができないと受け付けなかった。それでも両親は、あきらめず引っ越して県外に受験してその人たちと縁を切ればいいと提案した。

 その提案を受け入れ、私は今の高校に通っている。

 はっきり受験は大変だったのを覚えてる。過去に出た受験問題集を買い自力で理解して挑んだ。学校で勉強をすれば誰かに絡まれるから…

 自己採点では合格ラインギリギリッだったので受かったのが奇跡だった。


「勉強が得意って言ってる飛菜子がギリギリだったんだ…」

「昔は今ほど勉強が得意じゃなかったんだ。基礎ができていなかったみたいで分からないことが多かったよ」

「勉強のコツとかある?」

「勉強をするときは勉強に集中する、遊ぶときは遊ぶではっきり区別する。」

「そうなんだ。」

「華麗、はっきり分からないだろ?」

「コツを聞いたとしても勉強の習慣をつけないとだめってことが分かったよ。」

「そうだな。」

「大野はいいとして、華麗は赤点取ったらどうするんだ?」

「追試を受けるしかなくない?」

「そうだね。追試を受けるとしたら結構時間がかかるけどね。」

「…テスト受けるだけじゃないの?」

「そうだったけど?」

「じゃ、じゃあ何?」

「そのテストで落ちたら分からないよ?」

「…そうだね。私落ちる気しかしないよ。」

「どうする?」

「遊ぶ」

「「なんで?」」

「いや、テスト一週間前に四人で勉強をして覚えればいけるかなー」

「現実逃避?」

「いや、華麗は遊びながら勉強をしてたら成績が少しだけ上がってたぞ?」

「ほんとか大野?」

「マジです。」

「実際何割ぐらい?」

「一割くらい」

「それで赤点回避できるか?」

「多分無理」

「現実逃避かな」

「そうだな。」

「ふ・た・り・とも私の成績の信用なさすぎない?」

「「信用しても意味ないと思う。」」

「そうですか。そうですか。私は飛菜子と一緒に勉強します!!」

「私、教えるの自信ないよ?」

「いいよ、全然。私に付き合ってくれるだけありがたいし、」

「二人は呼ばないの?」

「私の学力を信用してないみたいだし…いいよ。」

 …そっか、雨田は呼ばないんだ。ちょっと寂しいかな。それでも…


 華麗ちゃんに教えることができるように頑張らないといけない…

「がんばれ飛菜子、こいつは勉強を教えてもすぐに違うことをするぞ…」

「例えば、違う教科を勉強し始めたり、漫画を開いたり…」

「私は、勉強には向いてないからね!!」

「?」

 なんで華麗ちゃんは自分は勉強に向いていないと自覚があるのにこの学校に受験したんだろう…

 自分から偏差値が合わない学校に通うかな…

 雨田は家が近いから、大野君は聞いてない、華麗ちゃんは勉強のほかに別の理由がある?

「華麗ちゃんはどうして今の高校を選んだの?」

「私が今の学校にあってないって言いたいの?」

「いや、ちょっとした興味がわいただけ…」

「…そうだね。今の高校を選んだのは…秘密かな、目的が達成出来たらいうことにしてる。」

「…目的…」

「そんなことで、高校を選んだのか…」

「そうだよ。リューには言ってないね。」

「そうか。(目的って大野に告白するため?)」

「(目的は大野君に告白するため?)」

「…ま、まぁ、目的のことは後でちゃんというから…」

「それを聞くのはいつかは知らないけど、気になるね。」

「今聞いても飛菜子に言えないよ。」


 それから、少しして日が傾きはじめ華麗ちゃんと大野君がそろそろ帰る準備を始めた。

 私もそろそろ帰らないと…

「じゃあ、私たちはそろそろ帰るから。」

「じゃあな。」

「また明日。」

「リュー、明日ほんとに学校に来るんだよね。」

「行くつもりだけど…調子が悪くなったら行かないな。」

「行かないなら連絡してね。」

「そうだよ。いきなり先生が休みって言ったからびっくりしたんだよ?」

「すまん。」

「分かればいいよ。」

「華麗、そろそろ帰らないと時間が不味い…」

「分かった。…それじゃあ、また明日ね。」

「あぁ。」

「バイバイ。」

「バイバーイ」

 そういって華麗ちゃんは走って帰っていった。家の門限が厳しいんだろうか…

「雨田、それじゃあ私も帰るから…」

「分かった。帰ったら手とか洗っとけよ。移ってるかもだから…」

「分かった。…えーっと、今日はごめんね。雨田たちを友達じゃないみたいなことを言って…」

「いいよ、別にいつかそんなことを言うと思ってたし」

「そう」

「今日はありがとな、一日中一人で本を読むのも飽きてたしな。」

「…そうだ。今日これ読み終わったんだけど、返しておくね。」

「読み終わったか、どうだ?犯人は分かったか?」

「分からなかった。続きが気になった。来週発売の本を今すぐにでも読みたくなった。」

「そうか、それじゃあまた買いに行くか…」

「うん!!…それじゃあ、私帰るからまた明日。」

「また明日…雨田、ご飯は?」

「インスタントおかゆにしてる。」

「よかったら、私が作ろうか?」

「…いいけど、いいのか?」

「?」

「家はいいのか?」

「おかゆ作るだけだし。」

「いいなら頼もうかな。インスタントも味しないし。」

「おかゆに味を求めたらだめじゃない?」

「確かにそうだな。」

「だしと卵とか入れておじやにする?」

「それうまそうだな。」

「それにしようか?」

「お願いしてもいいか?飛菜子の方がおいしそうだし。」

「…分かった。」

 そうしてもう一度雨田の家に入った。


「悪いな。時間遅いのに作ってもらって…」

「いいよ、別に…雨田はおいしいって言ってるし。私もしたくてしてることだし。」

「…そうか。」

「他に何か入れてほしいものある?」

「特には…ない」

「そう、それじゃあ、あと少しでできるから座ってて」

「分かった」


 あとは少し蓋をしておいておくだけ。

 雨田はあれから華麗ちゃんのことはどう思っているんだろうか…

「雨田はあれから華麗ちゃんのことはどうなってるの?」

「どういうこと?」

「気持ちの整理はついてる?」

「そうだな。気持ちの整理はもうほとんどついてる…と思う。分からないけど、多分」

「そうか。」

「なんでそんなことを聞くんだ。」

「分からない。」

「おいおい、自分で聞いて分からないって…」

「ちょっとした興味がわいただけ…ごめんね。こんなことを聞いて」

「いいんだよ。別に聞いてもこれを相談したのは俺だし、」

「そうだね。…おかゆそろそろできたよ。そこ運ぶね。」

「俺運ぶよ。そこの手袋とって」

「いいの?私するけど。」

「飛菜子にやけどされたらちょっと困る…」

「どうして?」

「さぁ、分からない。」

「自分で言ってるのに」

「さっき飛菜子が言ってたことと一緒だよ。」

「そう…それじゃあ、雨田に渡すね。」

「あぁ、」

 雨田に手袋を渡して鍋を机に運ぶ。雨田に橋とお茶碗を手渡す。雨田がおいしそうな顔で食べる。

 別に家で作った時においしいと言われないことはないけど、雨田の顔を見てるとなんか楽しいな。

「やっぱりおいしいな。飛菜子が作った料理は」

「おかゆとおじやって簡単だけどね。」

「そうか、昼にインスタントのおかゆ作ったけどミスしておいしくなかったぞ?」

「どこでミスしたの?」

「分からない」

 インスタントの作り方のどこが間違えるんだろうか…

 雨田はやっぱり面白いな。

「また今度機会があったら作ってもらってもいいか?」

「いいよ、何回でも」


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