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魔王、体に慣れる
「お、やっと転生できたみたいだな」
どうやら俺は2000年後の世界に来たようである
「どうやら予備知識としてはこの世界での権力差とかかな?」
この世界では10階級~1階級までの貴族制度があるらしい
俺はその中でも6階級というまあ中の下そして下の上あたりだろう
うちは俺を含めて5人家族らしい
いま誰かの足音が聞こえるがこれはうちの長男のリットだな
2人いるうちの真面目な方の兄だ
「やあレアル起きたかい?」
「うん今起きたとこだよ」
「やっぱりレアルは早起きだなあ僕もあと1年したら負けちゃうかも」
「そんなことないよリット兄さんのほうがまだあと1時間も早いじゃあないか」
「おやレアルもう時計の読み方を覚えたのかい?」
「うんまだ感覚でだけどね」
「ええ!そうなのかいボクでも3か月かかったのにもう覚えちゃうなんて
やっぱりレアルはすごいね」
「ありがとう」
うんよし体慣れてきたな
「リット兄さん少し体を動かしてきてもいい?」
「うんいいんじゃないかな?」
「じゃあ行ってくるよ」




