互いに。
なにも響かないセカイで
あなたの言葉だけがすべてだっな
ふと顔をあげたその時
ずっと見つめていてくれた
少し首をかしげたまんまるの瞳
自分の首に爪を立て
なんとかバランスを保つように
笑いながら振り向いた僕を見た
あの人の笑顔が
あの子の涙が
忘れられない
これ以上求めないように
これ以上愛さないように
ふたり、
なにもいわず、
ハイタッチして
ぼやけた世界に入り込んだ
あの人の想い人にはなれなくて
あの子を受け入れられずに罪悪
煙草1本分の裏切り、口づけ、一度きりのハグ、離れてく、
紫煙はポトリと消えたから