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急いで執務室に戻って扉を開けたら、シンシアさんとエリーナが壮絶なキャットファイト行われていた……言い争いだけで済むかと思ったけど。やっぱりか。


はぁ~とため息をついて、オロオロと2人を止めようとしてるナユナにどうしてこうなったか

聞くことにした。


「ナユナ」


「シンシアさん、エリーナさん2人とも落ち着いてください。あっ、りんさん!」


ナユナはほっとした顔してこっちに来てくれた。


「ナユナ、どうしてこうなったの?」


俺がナユナにわけを聞こうとしてる時もシンシアさんとエリーナは怒鳴りながら髪をひっぱったり顔を引っ掻いたりしながら、激しいキャットファイトが続いてた。


「あの後、りんさんがトイレに行った時にエリーナさんがりんさんに対して種族差別な事を言ってしまったから、シンシアさんが怒ってエリーナさんに殴りかかったんです。それで今、こんな状態になってしまったんです」


あぁ、原因は俺か、とりあえず。このままだと埒が明かないから、2人を落ち着かざる為に俺は魔法を掛けた。


「マインドバリア!2人とも落ち着いてください!あと、エリーナさん、トイレに行く時に思い出したんですけど。少しだけエリクサーが残ってたんで持ってきました」


2人はさっきまでの喧騒が嘘のように静まり。エリーナが俺を見て


「エリクサーがあるって本当?苦し紛れの嘘じゃないわよね」


エリーナが俺を疑うように俺を見て言った。


俺はエリクサーが入った瓶を取り出してエリーナに見せた。


「本当です。これを見てください」


そう言ってエリーナに瓶を渡した。


「確かに液体の色はエリクサーに似ている虹色だけど。この入れ物って、回復薬の瓶じゃあない」


「入れ物はとにかく、これってエリクサーでしょう。現に俺の顔の傷は治りましたし。シンシアさんも俺の傷が治ったの見ましたよね」


そう言って俺がシンシアさんを見るとキラキラした瞳で俺を見た。どうかシンシアさんも俺の話に乗ってください。


「ええ、そうよ!このエリクサーはダンジョンで手に入れた物よ。あぁ、言い忘れてたわ。少しエリクサーが残ってた事を」


シンシアさんがキラキラした目で俺をチラチラと見ながら言った。どうやら、俺の思惑が通じたようだよだ。


「はぁあ、忘れてたってどう言うことよ。はぁー、もういいわ。貴方に聞いても疲れるだけだから、とりあえず。これが本物かどうか調べさせてもらうわよ」


エリーナがそう言いながら、ソファーから立ち上がり、デスクの方に向かってデスクの上にある。呼び鈴を鳴らした。しばらくするとギルド職員が来た。


そして、エリーナが簡単に要件を言うと「了解しました」と言って執務室を出て行った。


「本物かどうか、確かめる為に準備をするわ。これで本物じゃなかった場合はギルド本部に報告するわよ」


「ええ、いいわよ。そのかわり本物かだと証明できたら、今までの事を謝罪しなさいよ」


しばらくすると、ギルド職員が両手を鉄できた手枷付けた小汚い男をつれて部屋に入って来た。俺が疑問に思ってると。それに気づいた。エリーナが俺にこの男の事を話してくれた。


「この男は、人殺を何人も殺した。罪人よ。」


そう言ってエリーナは職員に指示をだして、座らせようとしたら、今まで静かに俯いてた罪人が急に暴れて叫び出した。


「たったすけてくれーオレをこんな所に連れて来たってことは、拷問する気だな!もう全部話しだろ。やめてくれーお願いっうぐ!」


暴れる罪人を力ずくで拘束し、叫んでいた口に猿ぐつわを噛ませた。それでも罪人は体をよじりながら、拘束をとこうとしていた。


「まったく、うるさいわ。罪人の癖に、最終的に、処刑されるんだから、今から暴れたって無駄なのよ。」


エリーナは冷たい目で罪人を見ながら言った。


それが不服なのかエリーナを睨みながら、猿ぐつわされた口で抗議を言うとするけど。顔を真っ赤にしながら、ムームー言うだけだった。


俺達はそれをただ見てるしか無かった。


「拘束に少し時間がかかってしまったけど、これが本物のエリクサーかどうか、この罪人を使って試させてもらうわよ。」


「ええどうぞお好きに試して見なさいよ。そのエリクサーは本物だから、調べたって私は痛くも痒くもないわ。ふっふふ、あとであなたが謝ってくるのが楽しみだわ」


シンシアさんは余裕の笑みを浮かべながら、そう言うとエリーナも余裕の笑みを返した。

それを見た俺は2人のバックに虎と龍が威嚇しあってる。幻を見た。


「さて、長話はこれで終わりにして、試させてもらうわよ。あなた達やってちょうだい」


「了解しました。」


エリーナがそう言うとギルド職員が返事をして罪人の前に立った。


そして…ここからはギルド職員が罪人にやった事にドン引きして立ったまま意識を失い。全てが終わったあとにナユナに肩を叩かれて意識が戻った。


いや~あれは無いはだって目をフォークで指すんだよ。ヤバいわ~その場で吐かなかった俺偉いわ~途中意識飛んでよかったわ。


後でナユナに聞いたんだけど、簡単に言うと目をほじくり出して、その後にエリクサーをスポイトで1滴吸った後に目薬のように目に入れたんだって。そのあとに無くなった目玉が再生されて新しい目が出来たらしい。

その間の罪人の断末魔が凄かったらしいけど意識飛んでたから、わからなかったわ。

それを嬉しそうに「りんさんのエリクサーの効果凄かったんですよ」って話すナユナがちょっと怖かった。


あと、無くなった目玉って再生できるみたいだ。あっでも、ナユナと初めて会った時にナユナに回復魔法かけた時に無くなった歯が生えてたから。

じぁあ、無くなった。目玉が再生するのも不思議じゃあないな。


それにしても、冒険者ってグロ耐性ないとダメなんだなって思ったけど。

そう言えば俺オークとか普通に殺してたし、最初にナユナと会った時にゴブリンの耳ナイフで切って集めてたわ。

あれも傍から見たら相当グロかったんだろうけど。あの時は大丈夫だったんだよな俺…やっぱ同じ人間って所がダメなんだろうな。


まぁ、こうしてグロ耐性できて真の冒険者になっていくんだろうなって思う俺だった。


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