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カルセドニーダンジョン⑱ ナユナ視点


りんさんとわたしはシンシアさんの合図と共にサキュバスに攻撃を仕掛けた。

シンシアさんとわたしはサキュバスに魔法で攻撃を仕掛けて、りんさんはサキュバスの群れに入って、そこから黒金様を使って切り倒すという感じになるはずだったのに……


だけどりんさんが、サキュバスの群れに入った途端にりんさんの様子がおかしい突然動きを止めてブツブツと何かを言っている。


「ナユナさん!ちょっとサキュバスに攻撃をするのはストップ!なんだかりん君の様子がおかしいわ」


どうやら、シンシアさんもりんさんの様子がおかしい事に気づいたみたいだ。


「はい、わたしもりんさんの様子がおかしいなって思ったところです」


しばらくりんさんの様子を見ているとりんさんが


「ナユナ、シンシアサン、カワイイサキュバスチャンタチニコウゲキスルノハヤメテ」


これは、もしかしてりんさんサキュバスに魅了されてしまったって事なの?!

わたしはチラッとシンシアさんを見たら、シンシアさんは真剣な顔をしていた。


「これは不味いわね。まさか、りんくんがサキュバスに魅了されるなんて」


どうしましょう!?わたし達がりんさんとサキュバスの様子を見てる間にもりんさんが


「カワイイサキュバスチャンニモシモ、ナユナタチガコウゲキシテキタラ、マモッテアゲルカラネ。ダカラサキュバスチャンタチワタシトケッコンシテ」


ますますりんさんが酷いことになりだしてる。

どうしようかワタワタとわたしが戸惑ってるとシンシアさんがアイテムboxから何か瓶みたいな物を出して、それをりんさんに投げた?!


りんさんはそれを(黒金様)で弾いた拍子に瓶が割れて何かの液体が散らばったけど、その液体はりんさんにはかからないで近くに居たサキュバスに液体がかかったみたいで、液体がかかったサキュバスはシンシアさんの事を怒った顔をして睨んでいた。


「シンシアさん、今投げた物って何なんですか?」


「あれは、状態異常を治す薬だったんだけど、最後の1本だったのよね。これは本格的に不味いことになったわ」


「状態異常の薬って薬をかければ治る物だったんですか?」


疑問に思った事を思わず聞いてみたら。


「本当は飲ませた方が一番効くんだけど、こういう感じに薬を飲ませられない時は少し効果が下がるけど、薬をかけて薬が気化して、それを空気と一緒に吸い込んでくれたら魅了が治るかと思ったけどね」


とシンシアさんは言ったけど。でもりんさんって……口まで覆う仮面をかぶってるから、例え薬がかかったとしても、効かないんじゃないかって事はシンシアさんに言わないで、そっとわたしの心の中に閉まって置こう。


そんな事をわたしが思っていたら、シンシアさんが覚悟を決めた顔をして


「ナユナさん、りん君をもとに戻す為には、サキュバス達を倒すしか方法はないわね……ナユナさん最大火力の魔法はあと何回くらい撃てるかしら?」


「はっはい、あと8回……いえ、無理をすれば何とか10回は撃てます」


わたしは少し戸惑いながら言った。


「それじゃあ、私はりん君の足止めをするから、サキュバス達はナユナさんにお願いするわ」


とシンシアさんは言ったけど、わたしの魔法でサキュバスなんて倒せるのだろうか……わたしが少し不安な顔をしていたら


「ナユナさ……ナユナ!大丈夫よ!あなたは今回ダンジョンに入ってから、かなりレベルが上がったんだから、だから自信を持ちなさい!あと、私の事はシンシアって呼んで、一緒に冒険した仲間なんだから、それにこれからりん君を元に戻す為に一緒に頑張る仲間でしょう!」


そう言ってシンシアさんはわたしの肩をポンと叩いた。


そうだ!ここで不安がっちゃだめだ!


「はい、ありがとうございます。自信がつきました。シンシアさん……いいえ、シンシア!」


「いい顔になったわね。それじゃあ簡単な作戦を言うわね。私がりん君の足止めをするから、ナユナは周りのサキュバス達をお願い。サキュバスさえ倒せれば、りん君も正気に戻るから」


本当に簡単な作戦だなとわたしはクスッと笑った。

そのおかげで少しだけ心に余裕ができた。


「わかりました。サキュバスは任せてください!だけどシンシア、りんさんには黒金様が居るので気をつけてくださいね」


「ええ、気をつけるわ。それじゃあ私が氷の檻でりん君を閉じ込めたら、ナユナはサキュバス達を倒していって……それじゃあ氷の檻よ!」


わたしはシンシアがりんさんを氷の檻に閉じ込めたのを見てから、サキュバス達に魔法を使うをとした時に突然ガッシャン!と大きな音がしたので音のした方を向いたら……りんさんがシンシアが出した。氷の檻を剣を軽く振って簡単に壊したけど、シンシアはすぐに壊れる事がわかっていたのか、すぐに魔法を唱えて新しく氷の檻を作ったけど、それもまた剣で壊されていく……そしてすぐに魔法で新しい氷の檻を作ってシンシアはりんさんの足止めをしてくれている。

だから、わたしは早くサキュバス達を倒さないとと思い。わたしは素早く


「炎の渦よ!」


最大火力の魔法を唱えた!


わたしが放った魔法は何体かのサキュバスを一瞬で灰に変えた……わたしは自分が放った魔法を見て、わたしの魔法ってこんなに強かったかなって一瞬驚いてしまったけど、今はそんな事を考えてる場合じゃない事を思い出して、わたしは次の魔法を唱えようとした時に「キャー!」とシンシアの悲鳴が聞こえたのでシンシアがいた方を向いたら……


「ナンデ……ナンデ!サキュバスチャンタチヲコロスノ……ユルサナイカラ……タトエナユナトシンシアサンデモ、ユルサナイカラ!!」


りんさんがそう叫んで目の前で倒れてるシンシアを斬りかかろうとした時に突然、りんさんの腕が止まって


「人間の娘よ!我がりんを抑えてる間に夢魔達をさっさと倒すのだ!」


黒金様がりんさんの動きを封じてくれたけど、わたしはシンシアの様子が気になって


「だけど、シンシアが!」


「エルフの娘は大丈夫だ!りんの神聖魔法のおかげで怪我はない。それよりもさっさと夢魔達を倒すのだ!りんが夢魔達に神聖魔法を使ったら、お主らでは倒せられなくなる!」


わたしと黒金様が話してる時にサキュバス達は倒れてるシンシアに攻撃をしようとしたのでわたしはありったけの魔力を使って


「炎の大渦よ!」


今までで使った事の無い特大魔法を使った。

その魔法はサキュバスはもちろんわたしやシンシアやりんさんをも巻き込んで全てを燃やし尽くしていった……そしてわたしは魔力枯渇を起こしてしまったようで……だんだんと意識が無くなっていった……

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