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カルセドニーダンジョン⑨


「やっと地下四階に来れたわ。ここからは、魔物も強くなってるから二人とも用心してね」


私とナユナは頷いた。


だけど、シンシアさん警告をしてくれたけど。

私達ってこのダンジョンに入ってから1匹も魔物倒してないんだよね。

とりあえず、シンシアさんが警告してくれたって事は結構強い魔物が出るって事だろうし警戒はしておこうっと。


あと、今朝シンシアさんに頭突きをして怪我させちゃったし、シンシアさんにもバリアを張っておかないとな、私は小さな声で「バリア」と唱えた。


よし、これで全員にバリアも張ったし、これでいつ魔物が来ても準備万全だな。


「それじゃあ、ここからは、地図がないから地図を描きながら進みましょう」


「その事なんですけど、シンシアさんって、昔ここのダンジョンを攻略した事ってあるって言ってましたよね。前に攻略した地図って使えないんですか?」


「それなんだけど。このダンジョン、活性化した時にダンジョンが再構築した見たいで、ダンジョンの作りが変わっちゃって、今まで使われてた地図が全部ダメになっちゃったのよね」


シンシアさんは両手を上げてお手上げのポーズとって言った。


「という訳で、これからはすんなりと大広間に行けないけど。頑張りましょうね」


そんな訳で、私達は慎重にダンジョン探索をすることにした。


しばらく進んでいると狼みたいな魔物と蝙蝠と言ってもめちゃくちゃでかい蝙蝠の魔物が数体現れた。


「りん君、ナユナさん、下がって、ここは私に任せて!凍てつく風よ!」


シンシアさんが魔法を使ったら、冷たい空気が流れたと思ったら、一瞬にして魔物達の氷のオブジェが完成した。


あまりの事に私とナユナが呆然と見てたら、突然氷のオブジェが割れて中に居た、魔物達が光の泡になって消えた……!!


「シンシアさん?!あれってなんですか?!突然魔物が氷のオブジェなって?!突然割れたと思ったら光の泡になって消えちゃった?!」


私は混乱しながら言った。


「りん君落ち着きなさい!氷のオブジェは私の魔法よ。魔物が光の泡になったのは、ダンジョンの中だと何故か知らないけど、魔物の死体は残らないで光の泡になって消えるか、アイテムを落としてくれるのよ」


シンシアさんが冷静に教えてくれたおかげで、少し混乱が解けてきたけど、まだちょっと混乱気味な私だった。


「でも、今回は魔物が何も落としてくれなかったから、ハズレね。ちょっと混乱が解けたかしら」


「はい、だいぶ混乱が解けました。前に魔物がアイテムを落とすって言ってたのは、こう言うことだったんですね」


「そうなのよ。他のダンジョンでもそうだけど。何故かダンジョンで魔物を倒すと魔物の死体が光の泡になって消えるのよね。そのおかげでダンジョン内の衛生は保たれるんだけどね」


確かに、今まで地下1~3階まで通って来たけど、魔物の死体って見た事がないんだよね。

それってこう言う事なんだね、ん!それってダンジョン外だと


「ダンジョンでは、死体が残らないけど、ダンジョン外だと死体が残るって事は、いまマラカイトの鉱山って大変な事になってるって事ですよね」


「そうよ。だから今頃ライカは、オークの死体の処理に追われてるかもね」


と言いながら、シンシアさんはちょっと悪い笑みを浮かべてた。

遠くのダンジョン内からですけど、ライカさん頑張ってください、あとガイ達も頑張ってね。


「わたし、シンシアさんの魔法が見れて感激です!流石Sランク冒険者ですね!一瞬であれだけの魔物を倒せるなんで凄いです!」


突然ナユナが興奮した声で言いながら、キラキラした目でシンシアさんを見ていた。

確かに一瞬で魔物を凍らせるなんて凄いな、あんな魔法が使えるなんて、流石Sランク。


「あらら、二人ともそんなキラキラした目で私を見ないでね。大した事じゃないから、二人もレベルが上がればあのくらいの敵なら一瞬で倒せるわよ」


えっ!レベルが上がると一瞬で倒せるようになるのってどのくらいのレベルがあれば一瞬で倒せるんだろう?

そう言えば、私シンシアさんのステータスって知らないんだよね……

うーん、この機会に聞いてみるか、これからシンシアさんと行動するんだから。


「そう言えば、シンシアさんってレベルいくつなんですか?」


「えっ?りん君って鑑定で私のステータス見てると思ってたわ」


「見てませんよ。なんかステータスを勝手に見るのって失礼な気がして」


「そうなの?そんなの気にしなくってもいいのに。見れる時には見ておいた方がいいわよ」


「じゃあ失礼して、見せてもらいますね」


うーん、このやり取り前にもナユナとやったな、懐かしいな。

おっと、そんな事よりシンシアさんのステータスを見て見ないと、私は鑑定と唱えてシンシアさんのステータスを見た。


シンシア


種族 エルフ 女


レベル 670


状態 快調 【オリハルコン】


雷魔法 火魔法 風魔法 土魔法 水魔法 氷魔法 精神集中 魔力操作 鑑定


レベル670!!今まで鑑定してきた中で一番レベルが高いよ。

それにシンシアさんって沢山の魔法も使えるんだな……凄すぎだ。


「どうかしら、私のステータス」


シンシアさんが言ってきので


「凄すぎです!!」


という感想しか出なかった、私であった。


「あの、わたしもシンシアさんのステータスが知りたいですけど、いいでしょうか」


とナユナが言ってきた、そうかナユナは鑑定スキルがないんだったな、シンシアさんに教えていいか聞いて見ないとな。


「シンシアさん、ナユナにもステータス教えてもいいですか?」


「ええ、いいわよ。パーティを組んでるんだからこう言う事は共有していかないとね」


シンシアさんのお許しもでた事だし、私はナユナにシンシアさんのステータスを教えてあげた。


「えっレベル670!!」


どうやら、ナユナもシンシアさんのレベルに驚いたみたいだ。

そうだよね、やっぱレベルに驚くよね。


「二人とも、私のレベルに驚いてる見たいだけど。そんなに驚かないでね」


シンシアさんはサラッと言ってるけど、レベル45の私から見たら、レベル670のシンシアさんは雲の上の人だからね!

あっ!って言う事はライカさんもレベル670辺りなのか!


「シンシアさん、ライカさんもレベル670くらいなんですか?」


「ライカは私よりも少し低いわね。今度ライカに会ったら鑑定してみたらいいわよ」


シンシアさんはまた悪い笑みを浮かべて言った。

それにしても、シンシアさんとライカさんって仲が悪いのか?


「そうですね。今度会った時に鑑定していいか聞いてみます」


「りん君って、本当に律儀ね。まぁそこがりん君の良いところなのかもね。それにりん君達なら、すぐに私達のレベルに追いつくかもね」


「えぇ、流石にすぐレベル670になんてならないと思いますよ」


「まぁ、これは私の感だけどね」


シンシアさんはちょっと悪戯っ子みたいな顔をして言った。


「さてと、ちょっと話し込んじゃったけど。そろそろ行きましょうか」


「そうですね」


こうして私達は地下5階に行ける大広間を探しながら、魔物を倒して行った。

まぁほとんどが、シンシアさんが倒して行ったんだけどね。

本当、見てるだけって楽だなってな事を思っていたらクロが


《りん、自分で魔物を倒さないと経験値が入らないよ》


えぇ……それ先に言ってよ、クロってシンシアさんが、また魔物を倒そうとしたから、私は慌ててシンシアさんを止めて、魔物をちまちまと切って倒した……

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