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カルセドニーダンジョン⑥


「ナユナとシンシアさんが作った夕食楽しみだな」


「シンシアさんの料理をちょっと味見したんですけど、とっても美味しかったですよ」


「それを聞いて凄く楽しみになって来たよ!」


料理が上手なナユナがシンシアさんの料理の味見をして美味しかったって言ってるから、それはきっとすごく美味しいんだろうな。

うーん、すごく楽しみだわ。


それにしても、他のパーティの人達が食べてる物を見てみると、そこそこ本格的な料理を作って食べてるパーティも居るし、シンシアさんがダンジョンに入ったら日持ちする物しか持っていけないって行ってたから、他のパーティの人達はマンガやアニメで見た干し肉とか硬いパンとかあと皮袋の水筒に入ったぶどう酒みたいなのを食べたり飲んだりしてるのかと思ったけど、意外に普通に料理とかしてるんだな。


でも、干し肉と硬いパンとかってちょっと憧れてたんだよね。

いつか、野宿した時に食べてみたいな。


そんな事を思いながら、シンシアさんが待ってる所に帰ってきたら。


そこには、ちょっと高級でオシャレなレストランがあった……

うーん、これお昼にも同じ感想を言ったかも、まぁあの時はカフェだったけどね。


「あっ、りん君とくっ!黒金様……落ち着くのよ……シンシア……おっおかえりなさいお二人とも」


うーん、シンシアさんちょっと挙動不審だけど、でもさっきよりは落ち着いたみたいだけど、目線がクロに集中してるんだよね。


《りん!やっぱりシンシアのあの目が怖いよ》


《クロ、これからダンジョンに何日も籠るんだから、あの目に慣れないと!クロは神武なんだから大丈夫だよ!》


《うん、そうだね、頑張ってみるよ!》


クロに慣れるように言ったけど、確かによく見るとシンシアさん目、めちゃくちゃギラギラしててちょっと怖いかも……頑張れクロ!


「ただいま。シンシアさん、えっと大丈夫ですか?」


思わず聞いてしまったけど、どうしようかな。


「だ大丈夫よ!これからの戦いで黒金様の勇姿を見れるんだからこのくらい慣れないと」


よくわからないけど、シンシアさんも頑張ってくれるみたいだ!


「あの、二人ともせっかくの温かい食事ですから、温かいうちに食べませんか」


おぉ!ナユナ!ナイス!この変な空気を変えてくれた!流石ナユナだ!


「そうだね。二人がせっかく作ってくれた料理だもんね。温かいうちに食べないとね」


と言いつつ私はクロをテーブルに立てかけて椅子に座った。


相変わらずシンシアさんの目線はクロに釘付けだ。


《やっぱり、慣れないよ。でも頑張らないと》


クロの声?念話がダダ漏れだけど、クロ頑張れ!


「あぁ、ダメだ……ついつい目線が黒金様の方に行ってしまう……さっきまでは大丈夫だったのに……スーハー、スーハー……少し落ち着いたわ、二人ともごめんなさい、それじゃあご飯にしましょうか」


シンシアさんも落ちついたみたいだし、よかった。


でも、明日からはクロを使っての戦闘があるから、またシンシアさんが大変な事になりそうだけど、今は考えないで置こうっと明日の事は明日に考えればいいや。


それにしても、ナユナとシンシアさんが作った料理は、結構凝った料理を作ってくれたみたいだ。


作ってくれた料理は、サラダとビーフシチューとローストビーフだ!

うん!今日は何かの記念日かなっていう感じのメニューだ!


「あの、夕食なんか豪華すぎませんか!?」


私は思わず言ってしまった。


「えっと本当はね。もう少し質素な料理にしようと思ったんだけど、持ってきた食材がいい物ばかりだったから、つい調子に乗って凝った料理を作っちゃったけど、そうよね。ここはダンジョンの中なんだから、食材を抑えて料理を作らなきゃいけないのよね。明日からはもう少し質素な料理を作るわね」


シンシアさんはしょんぼりした感じに言った。

あっ!しまったせっかく作ってくれたのに余計なこと言っちゃった!


「いえ、ちょっとダンジョンの中なのにこんな豪華な食事が出来るなんて思わなかったので、ビックリしちゃって、せっかく二人が作ってくれた料理なので冷めないうちに食べましょう」


「うん、そうね。食べましょうか、それじゃあ「いただきます」」


こうして私達はナユナとシンシアさんが作ってくれた、豪華な食事を味わって食べた。


シンシアさんの作ってくれた、ビーフシチューはこんな短時間で作ったのに味もちゃんとしみてて、それにお肉がとってもやわらかくて、口の中でとろけるやわらかさだ、ん~美味しい!


そして、ナユナのローストビーフは出来たてで肉汁がたっぷり出てとってもジューシーだ!これも美味しい~


そんな私達の食事を見た、他の冒険者達が……


『おい、あのパーティ昼間の貴族のパーティじゃないか!く~やっぱり貴族はメシも豪華だな 』


『あんな食材が出てくるなんて、空間魔法使いは、やっぱ凄いわ!俺もせめてアイテムボックスがあれば……』


『やっぱり、Sランクは凄いな、俺達も頑張ってビックになろうぜ!』


相変わらず目立っちゃってるな……でも、クロを起こした時にもう目立っちゃってるんだよね、だから目立つ事を気にしててもしょうがないんだよね。


うん!気にしててもしょうがない、ナユナとシンシアさんが作ってくれた、美味しい料理を食べて余計な事は忘れようっと


食事のあとのお茶を飲みをおえて、私は二人に


「ナユナそれにシンシアさんとっても美味しかったです。美味しい料理ありがとうございます」


「喜んでもらえて、よかったわ」


「はい!わたしも、りんさんのお口にあってよかったです」


「それじゃあ、後片付けをして明日からは忙しくなるから、今夜はすぐに寝ましょうか」


「料理は手伝えなかったので食器洗いは、私がやります。あと余った料理はどうしますか?」


以外に量が多かったので料理が結構あまったんだよね。


「それは、明日のお昼に回しましょう。りん君食器洗いは任せるわね。水よ!この水を使って洗ってね。水が足りなかったら言ってね。それじゃあ、私達は寝る場所を作りましょうか」


「はい、それじゃあ、りんさんよろしくお願いします」


「それじゃあ私は向こうで洗って来るね」


そう言って人の二人の邪魔にならないように、私は食器と水がたっぷり入った木のバケツを持って少し離れた場所で食器洗いをしに行った。


《やっとシンシアから離れられた、シンシアって食事中もオイラの事を見てたから、ちょっと疲れたよ》


クロが嬉しそうに言った、けど剣でも疲れる事があるんだね。


あと洗い物が終わったらまた戻るんだけどね、クロ。


《クロ、しばらくシンシアさんと一緒に行動するんだから、慣れないとダメだよ》


私は食器を洗いながら言った。


《わかったよ。頑張ってみるよ》


クロ、えらいぞ!その調子で頑張れよ。


フ~やっと食器洗いが終わった、意外に時間がかかったな、あとは食器を拭くだけで終わりだ、さっさと終わらせようっと。


食器拭きも終わったし、ナユナ達の所に戻るか。




戻った場所には、お姫様が眠るような大きな天蓋付きベッドがあった……

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