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こなったら、絶対に絶対に文句言ってやる!!


それには女神の居所を知らないといけないな、クロに女神の場所をはかせないと!


《……クロ、女神の所に行くにはどうやって行けばいいの……》


《えっ!え、りん……声が怖いよ》


《……クロ!!》


《あっあのね。女神様がいる場所に行くには、オイラのお姉ちゃんとお兄ちゃんが必要なんだ》


ええ!クロに兄弟がいたの!?意外なことを知って、少しだけ女神への怒りが飛んでった……


《って言うか、剣にも兄弟っているの?!……そう言えば神武って3つあるってナユナが言ってたけど、あとの2つがクロの兄弟ってわけか……》


《うん!赤金お姉ちゃんは自由奔放だけど頼りになるし白金お兄ちゃんは冷静でカッコイイんだよ!だけどお姉ちゃんもお兄ちゃんも大昔に地上に降りちゃったから、それから、会えなかったから、久しぶりに会いたいな》


クロは嬉しそうに言った、そうなんだ、クロはお姉ちゃんもお兄ちゃんも大好きなんだな……


《そうかそうか、良かったね。クロって違うわ!危なく話が流されるとこだったよ!確認するけど、女神の所に行くにはクロを含めた3つの神武が必要って事なんだね!》


《うん!そうするとノルンの扉現れて開くらしいよ》


らしいよってクロ……クロの情報っていつもアバウトなんだよね……


まぁノルンの扉の事はクロの兄弟が詳しく知ってるかもしれないから、まずはレベル上げて、クロの兄弟探しかな……そう言えばどこかで神武の事を聞いた気がするな……どこで聞いたかな、思い出そうとしてたら、誰かに肩を軽く肩を叩かれた。


「……りんさん!りんさん!聞いてますか」


「えっ!ナユナどうしたの?」


肩を叩いたのはナユナだったみたいだ。


「さっきからりんさんの事呼んでたんですよ……あのもしかして、進化の事を黒金様と話してたんですか?」


どうやら、私はクロと念話していてナユナの声が聞こえてなかったみたいだ。


「……うん、その事を相談したいんだけど、今はあの三人が居るから、あとで話すね……」


私はあの三人に聞こえないように小さな声でナユナに話した。


「……わかりました。わたしで良ければ相談に乗りますね」


やっぱり、クロよりナユナの方が頼りになるわ。


それじゃあ、ナユナに早く相談したから、さっさと帰るかね。


「えっと、アイザックさん、私達マッピングをつけ忘れたので、出来ればこの鉱山の出口まで連れて行ってくれませんか?」


うーん、私は他の二人は苦手なのでアイザックさんにお願いした。


「はい、オレ達の命を助けてもらったので、もちろん案内しますよ」


よかった、これで断られたら、こっそりと見つからないようについて行くしかなかったよ。


それにしても、Sランクと勘違いしてるせいか敬語で話されるのは堅苦しいな、誤解を解くのは面倒だし、このままでいいけど、敬語で話すのはやめてもらうっと


「アイザックさん、私達に敬語で話さなくていいですから、あとの二人も敬語で話さなくていいですよ」


「いえ、助けてもらったんですから、そんな事はできません。それにりんさん達も俺達に敬語で話さなくてもいいですよ」


うーん、面倒臭い事になった……よし、こうしよう


「じゃあ、私達もため口で話すから、アイザック達もため口でいいよ、それにDランクの私達にCランクの人が敬語っていうのも周りの人達が変に思うからため口で話してよ」


「……わかったよ。りん、俺も敬語って苦手だから、ため口で話すよ。ルフラ、アイザックもそれでいいな!」


ガイが少し考えた様子だったが敬語をやめてため口で話してくれた。


「あぁ、わかったよ。りん、出口までよろしくな」


ガイもアイザックも気さくに話してくれた、納得してくれてよかった。


「わかったわ。ガイ……あと、ナユナいままで、悪口を言ってごめんなさい。空間魔法が羨ましくて、嫉妬して悪口を言ってしまったの、本当にごめんなさい」


「いえいえ、わたしこういう事は慣れてるんで大丈夫ですよ。ルフラさん気にしないでください」


空間魔法使いって嫉妬されやすいのか、まぁ、めちゃくちゃ便利だしね。


さて、堅苦しい空気もなくなったし、出口まで三人に案内してもらうっと。


そんな事を私が思っていたら、ナユナがいそいそとボスオークをアイテムboxに仕舞ってた!

ナユナ!本当にちゃっかりしてるな。


それを見ていた三人は呑気に


「さすが、空間魔法だな。あんなでかいのが簡単に入ってるんだな」


「やっぱり、目の前で魔法を見ちゃうと、羨ましくなるわ」


「まぁ、いつかお金を貯めて、アイテムボックス買うよ」


と言っていた。


驚いてるのは私だけかよ……


「ナユナなんでボスオークを仕舞ってたの?」


疑問に思い私はナユナに聞いた。


「あ、これですか、オークの巣を壊滅させた証としてギルトに見せるために仕舞ったんですよ。これを見せた方が話が早いので」


「そっそうなんだ」


なんか、私だけ取り残された感じで、ちょっと寂しいな……


「それじゃあ、ボスオークも仕舞いましたし、そろそろ、鉱山を出ましょうか」


「案内は俺達に任せてくれ」


「よろしく頼むね。ガイ」


こうして、私達は無事に道案内役を手に入れたのだった……




◆◆◆




道中たわいのない話をしながら、私達は出口を目指した。


そして、話題は私の話になった。


「気になったことがあるんだが、りんはなんで冒険者になったんだ?あんな凄い回復魔法が使えるんだから、ヴェルザンディ教からの誘いが来ただろう」


「おい、ガイそれは失礼だろ」


「いや、大した事じゃないから、アイザック気にしてないよ。私がヴェルザンディ教に行かなかったのは、私がハーフオーガだからだよ」


ついにその話が出たか、旅をしているといつかその話になるだろうとシンシアさんが言ってたから、シンシアさんと対策を考えたんだよね。


ありがとうシンシアさん、なんとか慌てずに言い訳が出来たよ。


「そうだったのか、なるほどな、ヴェルザンディ教は人間しか僧侶なれないからな……そうかハーフオーガだったから、その剣で簡単にオーク達をぶった斬れたのか、それにしても、りんはオーガの血を引いてるのに、小さいんだな」


「ガイ!あなたさっきから、デリカシーがないわよ!ごめんね、りん」


「いや、大丈夫だよ。むしろ小さい方が小回り出来て戦いやすいし」


そんな感じで話をしながら、歩いていたら、爽やかな風が流れてきた。

風が流れてきたって事は出口が近づいて来たってことか……


「そこを曲がれば鉱山の出口だな」


アイザックが言った曲がり角を曲がったら外に出れた!

やっと、外の空気が吸える、鉱山の中は狭かったから、なんか空気が薄い感じがしたから、久しぶりの外の空気はやっぱりおいしいわ。


「さてと、外に出れたしギルドに行って、オークの巣を壊滅したって事を早く伝えないとな」


私的には早く癒しの小鳥亭に帰ってお風呂に入りたいんだけどな。

報告、明日じゃあ、ダメなのかな……


「そうね、早く報告して鉱山を早く再開させないとね」


「そうですね。ボスオーク見せて、あとは残りのオークの残党狩りが終われば鉱山を再開できますね」


うわぁ、私ってクズだわ……お風呂に早く入りたいけど。

この街の為にも、早く報告に行かないとね。




だけど、返り血と想像したくない液体を大量に浴びた私はきっとやばい臭いを発してるんだろうな……かなり憂鬱だわ……

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