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うーん、このままいくと私の戦闘スタイルは前衛になってしまうのか……

いや、せっかくファンタジーな世界に生まれたんだから、神聖魔法以外のド派手な魔法が使いと思うのはゲームオタクの本能だ!!

それに今の所、神聖魔法の防御魔法も回復魔法も両方凄いんだろうけど。


でも、なんか地味なんだよね、できればナユナみたいにド派手な攻撃魔法使いたい!

どうすれば、ナユナ見たいにド派手な魔法が使えるのか。

せっかくだし、ナユナに聞いてみるかな。


「ナユナ!教えて欲しい事があるんだけど!」


「ふぇい!?あつ!!」


「ごめん、ナユナ脅かしちゃって、火傷した?とりあえずヒール」


思いのほか、私は大声を出てたみたいだ、その声にびっくりしたナユナは飲もうとしたお茶を少しこぼしてしまったみたいだ。火傷をしてたら大変だから、私は回復魔法使った、こういう時に地味に役に立つな、魔力も体力とかも使わないしノーリスクだからね。


「いえ、火傷はないと思いますけど、回復ありがとうございます。それでりんさんが教えて欲しいことって、何ですか?」


「ナユナ、本当は空間魔法を教えて欲しいけど、空間魔法は才能って言ってたから私には無理っぽいから、火か風の魔法を教えて欲しいんだけど!」


「うーん、わたしは人に教えた事はないので、ちゃんと教えられるかどうかわかりませんが、簡単な魔法なら今すぐに教えられますよ」


「今すぐに覚えられるの!?ぜひ教えてください!」


おぉ!!簡単な魔法なら、すぐに使えるなんて、さすがファンタジーな世界!


「えっとですね……ちょっと待ってくださいね……あったあった」


ナユナはいつものバッグから1冊の本を出した。

そしてあるページを私に見せてくれた。


「この本はですね。魔法使いの基礎が書かれてる本なんですよ。これのページを理解できたら、魔法の才能があるという事なので、りんさんは神聖魔法が使えるから、このページもすぐに理解出来ると思います。そしたら、すぐにレッスンをすれば簡単な魔法がすぐに、使えるようになりますよ」


ナユナが見せてくれたページを見たけど……えっ!これ文字なの?!

……………………うーん、さっぱりわからないぞ!

そして、ナユナのニコニコ顔がさらにプレッシャーになる……


………………………………………………………………


……………………………………………………


……………………………………


…………


ダメだーーーーー!

わからない、何度見ても分からないや、神聖魔法が使えるから、他の魔法も余裕かと思ったけど、舐めてたわって私が思っていたらクロが


《りんは、神聖魔法があるから、他の魔法は使えないよ》


え!今なんて言いました……クロ


《え?!どう言うことなの、クロ》


《えっとね。神聖魔法があると神聖魔法が他の魔法の邪魔をしてほかの魔法は一切覚えられない仕組みなんだ》


《はぁあ!?じゃあ、今までの時間無駄に使っちゃったてこと、そう言うの!ナユナから、本受け取る時に言ってよ》


《ごめん、なんか、りんが嬉しそうにしてたから、言い出せなかったんだ》


《わかった……クロ、今回は許してあげる。次にちゃんと言わなかったら、全力バリアパンチだからね……》


《……うん、ごめんなさい》


そんな事をクロと念話で話してたら、ナユナが


「りんさん、どうです。そろそろ本の内容が理解出来ました?」


期待してキラキラした顔でナユナが聞いてきたけど、すまないナユナ、君の期待には答えられなかったよ。


「ナユナ、どうやら私は神聖魔法以外の魔法は使えないみたい……神聖魔法が邪魔をして他の魔法が覚えられないんだってってクロが教えてくれたんだ」


「そうなんですか、それだけ神聖魔法は大きな力があるんですね。さすが奇跡の魔法……なるほど……さすが女神の奇跡……ボソボソ」


なんか、ナユナがボソボソと言ってトリップしかけてる!?

これは、不味いぞ、私が本とにらめっこして、かなり時間もたってるだろうし、早くナユナを現実に戻さないと。


「ナユナ!長い時間休憩もしたし、そろそろ奥に進まない?」


「はっ!……そうですね。だいたい2時間くらい休憩もしましたし、それじゃあ行きましょうか」


よかった!ナユナが現実に帰ってきてくれて。

それにしても、2時間も休憩してたのか、ほぼ私が本とにらめっこしてた時間だな。


ナユナが素早く食器や道具を片付けてくれて、すぐに鉱山の奥に進める準備ができた。


「それじゃあ、気を引き締めて奥に進もうか」


「はい、充分休憩も出来たし行きましょう」


私達はさらに鉱山の奥へとオークを求めて進んだ!




◆◆◆




結構奥に進んだけど今の所オークと遭遇は出来てない。


休憩前はあんなに遭遇したのに……

これってもしかして、もう他のパーティがオークを殲滅しちゃったのかな

そんな事を考えながら歩いていたら、奥から音が聞こえた。


「ナユナ!奥から、音が聞こえるんだけど、もしかしたら、どこかのパーティが戦闘中なのかも」


「はい、確かに私も聞こえました。行ってみましょう、もし苦戦してるようでしたら、助けないと」


私達は急いで音が聞こえる所まで、走って行った。

そこに居たのは……


「……この!クソオークめ!」


「ガイ離れて!私の魔法とアイザックの弓で仕留めるから」


「ああ!二人とも頼むぜ!」


「まかせてくれ」


「氷の刃よ」


「ブッ!ブブ……」


「やっと仕留められたな、それにしても今日は何匹オークを倒した、俺たち」


「結構倒したと思うよ。10匹くらい?」


「13匹よ、あぁ!ギルドに全部持って行ったら、かなりの金になるのに」


「仕方ないさ、でも今は、ギルドからの特別依頼だから、オークの耳を持っていけば買取の半分の金はくれるし、それでいいじゃないかな」


「まぁ、そうね、倒したのにお金がもらえないよりはましよね」


どうやらオークと戦ってたのは例の3人組だったみたいだ……


うん!これは迂闊に近づくとトラブルになりそうだから、この場から離れるか。


「……ナユナ、あのパーティ大丈夫そうだから、元の道に戻ろう」


私は小さな声でナユナに言った。


「……あの三人って、りんさんに絡んできた人達ですよね。そうですね。さっさと離れましょうか」


私達は元の道に戻ろうと静かに歩き出したが……


「おい!そこに隠れてる奴ら出てこい!」



どうやらトラブルは避けられないようだった……

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