■■■自殺ランブルの能力紹介■■■
作中に登場する全12種類の能力をここにまとめました。
※初見時は見ない方がいいかもしれません……読んでいる最中、能力を確認したくなった時に利用することをオススメします。
【能力名】吹けよ風、呼べよ痛み(ワン・オブ・ディーズタイムス)
【概要】
高所から飛び降りて自殺した者に与えられる能力。両手の平に刻まれた紋章を押し付けた物体に、触れたら強烈な風を呼び起こすトラップの紋章を配置することが出来る。
その紋章の大きさは、直径4mほどで、10秒間持続可能。その間であれば、何回でもトラップを作動させることが出来る。その直径と持続時間はLvの上昇により、広く、長くなる。
ちなみに"右手"で作った紋章の風は"自分以外"の人間に効果があり、"左手"で作った紋章の風は"自分だけ"に効果があるという違いがある。
【能力名】銀白のけむり(シルバーヘイズ)
【概要】
ガスや煙を用いて自殺した者に与えられる能力。全身から有毒ガスを発生させ、相手を苦しめることが出来る。
Lv2になると可燃性のガスを発生させ、火器を用いて爆発をさせることも出来る。その際、自分自身は不燃性のガスを高速に大量噴出させ、身を守るシールドとして爆風を防ぐ。さらにはその勢いを利用して吹き飛び、高速移動するというテクニックもある。
【能力名】ボヘミアの鎮魂歌 (ボヘミアンレクイエム)
【概要】
銃器を用いて自殺した者に与えられる能力。片手をライフル銃のように変形させ、圧縮した空気の弾丸を放ち、攻撃する。
用途に合わせて「フルオートの連続射撃」「ボルトアクションによる狙撃」を選択可能。
弾数は無限だが、頃合いを見てクールダウンさせなければ、その反動がダメージとして体に返り、能力が一定時間使えなくなってしまう。
Lvに応じて、両手を同時に銃として使えたり、クールダウンまでの猶予時間が伸び、狙撃の射程距離も伸びる。
【能力名】グリーンにこんがらがって (タングルドアップイングリーン)
【概要】
首を吊って自殺をした者に与えられる能力。髪の毛が伸縮自在となり、それを編み込んでロープとして使えるようになる。
髪のロープは触手のように自由自在に操るコトが可能で、高所に引っ掛けてターザンのように空中移動をしたり、相手の首を絞めたりと、シンプルだが応用が利く能力。
Lvに応じてそのロープを一度に作ることの出来る本数が増え、リーチと強度もアップする。
ちなみに、能力者がスキンヘッドだった場合。その失われた毛根を復活させてロープを作るコトが出来るという。
【能力名】胸いっぱいの毒を (ホールロッタベノム)
【概要】
薬や毒を用いて自殺した者に与えらえる能力。両手のひらから全てを融解させる強力な酸液を噴出させることが出来る。それは、例え金属であっても溶かしつくす程に強力である。
Lvに応じて酸液を噴出できる箇所が増え、Lv3ともなると酸液を弾丸のように飛ばせるようにもなる。
【能力名】暴走王の孤独 (ランナーズハイ)
【概要】
道路・線路に飛び込み、自動車や電車によって轢かれて自殺した者に与えられる能力。体の一部分を硬質化させ、一直線に高速移動出来る。その体当たりはシンプルかつ強力で、攻撃だけでなく、回避にも使える。
ただし、連続使用には限りがあり、適度にクールダウンさせなければその反動により自身のダメージとなり、能力も一定時間使えなくなる。
基本的に真っ直ぐにしか移動できないが、一度だけ360°どんな方向にも反射するように方向転換するコトができ、さらにLvに応じて、方向転換できる回数と、そのスピード、連続使用の回数が強化され、硬質化させることの出来る部位も増える。
【能力名】ポセイドンのいかり (アンガー・オブ・ポセイドン)
【概要】
入水や、液体による窒息で自殺を図った者が得られる能力。大きく息を吸い込むコトにより、大気中の水分を体に蓄え、三つの"型"によって異なる攻撃方法を行うコトが出来る。
①平和の型
両手を組み合わせて[〇:丸]の形を作り、そこに息を吹き込むコトで、自由自在に操作可能な水の球体を作るコトが出来る。
②悪魔の型
両手を組み合わせて[△:三角]の形を作り、そこに息を吹き込むコトで、高速回転して相手を切り裂く、水の手裏剣を連射することが出来る。
③情景の型
両手を組み合わせて[□:四角]の形を作り、そこに息を吹き込むコトで、その中に見える物体の"コピー"を水で作るコトが出来る。人物をコピーした場合は、コピー元の人物と全く同じ動きをする。
これらの能力によって作られた水の武器は、手の型を崩した瞬間に形が崩れ、ただの水となる。さらに、体内に蓄えた水が無くなり次第、給水するまで能力が使えない。
Lvに応じて体内に蓄えられる水分が増え、それぞれ水で作った武器の強度も増す。
ちなみに"型"を作るコトが出来るのは、手だけでなく、体の部分であれば腕でも足でも良い。そして型の"大きさ"に比例して、その威力は大きくなる。
【能力名】冷気骨凍氷結箱 (フリージングクライム)Freezing crime
【概要】
自ら凍える場所に身を置き、自殺した者に与えられる能力。"右足"で地面を踏みつけるコトにより、自分を中心とした半径3m以内の相手に向けて、上空から氷の棺を落として攻撃する。
さらに"左足"で地面を踏みつけるコトで、地面から冷気を放出する氷の棺を作り出すコトが出来る。能力者本人がその中に入って敵からの攻撃を防ぐシェルターとして使うことも可能。
"右足の棺"と"左足の棺"はそれぞれ同時に1個までしか作り出すコトが出来ないが、Lvの上昇により、2個・3個と増え、攻撃範囲も広がる。
【能力名】あなたをここで燃やしたい(ウィッシュユー・ワー・バーン)
【概要】
焼身自殺をした者に与えられる能力。全身からガソリンのような液体を作り出し、任意で着火・爆発させることができる。Lvの上昇に合わせて、一度に作れる発火液の量が増え、Lv3ともなると、全身からジェットのような推進力を発し、空中飛行が可能となる。
ただし、長時間使用している内に、自分自身が炎に焼かれてしまうデメリットがある。
この能力は、数ある特殊能力の中でも"最強"だと言われている。
【能力名】涙の電撃ロード (エレクトリックロード)
【概要】
感電による自殺を図った者に与えられる能力。全身に高圧電流をまとって相手を感電させるコトが出来るが、その際に"大声を出す"という必須条件がある。
この能力はシンプルで強力かつ連続使用も可能だが、"声"が出なくなってしまうと能力を使うコトが出来なくなってしまう。そしてその声の大きさによって電流の威力も高まり、射程範囲も伸びるという特性を持つ。
Lvに応じて、さらにその基本電流の強さと射程範囲が伸びる。
【能力名】刃をとれ(テイク・ア・ナイフエッジ)
【概要】
刃物を使って体を傷つけ、失血死した者に与えられる能力。"物体"を剣やナイフ、刀といった武器に変えるコトが出来る。
物体は、一度手の平に収めた後、「解放」と声を上げると武器に化ける。そして媒介となる物体は髪の毛や小石等、手の平に収まる大きさであれば何でもよい。さらに「解除」の掛け声で武器化した物体を再び元の状態に戻すコトも可能である。
「解放」「解除」の発動範囲は、自分の周辺5mまでと決まっていて、武器は10個まで同時に生成可能。Lvに応じて同時生成出来る武器の数が増え、発動範囲も広がる。
【能力名】飢獣夢喰らい(ハンガーズ)
【概要】
自ら食事を絶って飢死した者に与えられる能力。土で作られた飢獣を作り出すことが出来る。
飢獣は参戦者を見つけ次第、無差別に襲いかかって噛みつき、生気を吸い取って衰弱させてしまう。
作り出せるゾンビは、使用者の半径100mの範囲に15体のみと限られるが、Lvに応じて範囲は半径100mずつ広がり、作成数も15体ずつ増えていく。