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素人のクソ厚い小説同人は不良在庫なのか?

 これ読んで最初に思ったことは、そもそもプロの小説だって今は大半が不良在庫だよねってことなんですが……。


 トレンド入りした炎上案件なので、Twitterをやっている方ならご存じかもしれません。かいつまんで説明しますと、売れない売れないと嘆いている同人作家を見てプロ作家が苦言を呈したところ、方々から集中砲火を浴びてしまった上に、プロ作家本人の対応が反感を買って大爆発したって感じでしょうか。

 その経緯について興味のある方はご自分でググって頂いた方が早いと思います。


 で、この現象は何だろうと思って、うまい比喩はないものかと色々考えてみた結果。


 自撮りを晒して「ブスすぎてつらい」と言っている女の子に、「ほんまにブスやね、整形したほうがいいよ」とクソリプを送ったら「なんやお前」と逆ギレされた。


 これなんじゃないかと。

 これの全方位バージョンをやってしまったがために集中砲火を浴びたのではないかと。


 プロ作家の方が言っていることは正論ではあるのですが、正しければいいってものでもないですよね。ぐう正論とか言って持ち上げている人は、ちょっと、アスp……ゴホン。


 100ページにも及ぶ小説を書くって結構大変な作業ですし、それを本にしようってぐらいだから、作家の皆さんも小説ハウツーみたいなものはきっと自分なりに読んでいると思うのです。でもそれをどこまで作品に反映できるかは個人差があります。

 なろうやカクヨムを読んでいると言語中枢がおかしくなるという部分はわかるんですけど、きっと誰もが思っていることをプロの作家が公開されてるアカウントで言っちゃうのかぁ……。


 で、文量を削って価格をもう少し抑えた方が売れるんじゃないの? っていうのが最初の提案だったわけですが(この部分ではまだ喧嘩腰になってなかった)、ニーズは20P500円という部分には色々反論があるようです。同じ文量なら小分けにすると高くなるという指摘は説得力がありますね。


 ちなみに筆者は同人小説を買ったことも買おうと思ったこともなく、ただ単にこの現象を考察してみたいだけの立場なので、この辺りはよくわかりません。


 物は安いほうがよく売れるなんてことは経済学を学ばなくても誰もが理解していることですし、本の価格設定についてもそれぞれの事情があって決められていることでしょうから、きっとこれも余計なお世話だったのではないかと思います。


 これは推測ですが、売れないと嘆くのは売れるようなものを書きたいからではなくて、自分の書きたいものを書いたうえでそれが売れてほしいという願望があるからではないでしょうか。つまり承認欲求ですね。

 そこにお説教かましてもお互いにとって不毛なだけだと。


 私だって、PV少ないなあブクマ増えないなあ感想もらえないなあと思いつつもテンプレものに唾を吐いていますからね。

 まあ、そんなもんですよ。

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