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結局のところ  作者: こう
先生とのバトル
7/12

一体何なのか

今回も実話だよ。驚き、生徒に驚き教師に驚いてくださいね。

 月曜日になり、また学校が始まった。

 「結局どうだったの?」

今朝もまた、春樹と登校をしている。そして、この前と違うことと言えば、、、

 「それに、反省文がどうのとか、どうするのよ。」

香代がいることと、今の時間がまだ、7:30というところだろう。

 「まぁ、それは、、、学校についたら話すって。」

そうして学校について、昨日のことを説明した。

 「なによそれ、ちょっと強引すぎるでしょ、反省文はいいにしても最初の授業中云々の話はおかしいわよ。」

 「反省文はいいの。」

 「いや、それは書かされても文句言えないわよ。それにー。」

ちょっと悩む間が空いてこう続けた。

 「別にいいんじゃない?反省文なんて適当に自由に書きなさいよ。」

 「はぁ。別に負担でも何でもないからいいんだけど。」

15分から20分もあればかける量だしね。

 「今日しかないけど、じっくり考えるのもいいしね。」

やっぱそうだよな。

 「ああ、分かった。そうするよ。」

そうすると、クラスメイトの一人が入ってきた。

 「よう、上杉さんはともかく、笹本と安東は朝早いな。」

一応挨拶をするか。

 「ああ、おはよう倉本。ちょっと今日は話し合いをしててな。」

 「おはよう、倉本君。」

倉本はクラスの中心的とまではいかなくても、クラスの中ではまぁまぁな位置にいる。

 「そういえば聞いたぞ、安東は昨日怒られてたらしいじゃねーか。話し合いってそのことだろ。」

 「何で知ってんだよ。」

どや顔で話してくる倉本。うざい、とてもうざい。

 「俺は、情報通だからな。」

そうこうしてると生徒が増えてきた。なのでこの話を中断して雑談をし始める。すると、後3分ほどで朝のHRの時間になるということで、授業の準備を終わらせる。すると先生が入ってきて、連絡を終えて出て行った。

 「あー、一時間目はあいつの授業か。」

もう一度担任が入ってきて、授業を始めた。退屈な授業だったね。

 「それじゃあ、きりがいいからここで終了だ、後5分か、自習をしているように。」

そういうと、先生が気に入っている生徒である、早坂のほうを向いてにやにやしながら近づいていく。普通にキモイ。これはいつものことだ、授業を中断してまでかまってもらいに行くことがある。

 「なに、授業は終わってないよ。何教科書閉じてんの。んんん?」

うざそう。とてもうざそう。しかも、早坂は、ペットボトルを出して遊んでいたのにも関わらずそれを注意しないとか終わってるだろ。とか思ってたら。

 「しかもペットボトルで遊んでるの。ふーん、いいんだ。」

げろりそうなのでやめてほしい、きもい。しかし、あのペットボトル小さい穴が開いてんのな。そっから水かけて遊んでんのかよ、小学生か。うわ、担任のやつ、煽ってんじゃん、止めろよ。

 『キーンコーンカーンコーン』

これはひどい。

 「あれを注意しないとはびっくりだわ」

香代が引き気味に答える

 「ええ、ほんとに。」

まぁ、反省文の内容練って考えないとな。

そして、今日も例によって、それなりに授業を受けてその間に、反省文も書き終えてしまった。

今回は、自信作だ。過去に先生とのやり取りや、いつも、どのような考えで先生の話を聞いていたのかを交えつつ、今回の件をどう思っているのかを書いた。もちろん最後には、謝罪の言葉も書くことができた。

 「失礼します」

そういって一礼をして担任の先生のもとへ行く。

 「反省文は書けたのか。」

 「はい、ばっちりです。」

と言いながら、反省文を先生に渡した。気難しい顔をしながら読み進めていく。次第に顔が赤くなっていく、何かをこらえているかのように見えた。そして下まで目線がいったところで爆発したかのように切れ始めた。

 「なんだこれは!」

なんだこれは、芸術作品のようだ。という意味だろうか。

 「どうでしたか?」

担任は肩を感動によって震わせながら言った。

 「どうもこうもない!もう一度自分で読んでみろ。」

感動なんかで赤くなるわけないしな。怒ってんだな。うん。自分で自分の反省文を読むのか。じゃあ、読んでみようかな。

次話は、反省文の内容からになるので割と早く投稿できると思います。

では、次話でまた。

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