Well, let's begin war.
このゲームほんとにあったら面白そうですね。やってみたいです。
作ろうかな。
あの話自体は10分程度の時間だったので、あまり待たせてはいないと思うが…
「ただいまー。」
「お邪魔します。」
「おかえり、香代ちゃん上で待ってるわよ。」
しまった、香代を先に家に行かせたら不審がられる。
「香代ちゃんがプリントを取りに行ったって言ってたから、上がって貰っちゃった。」
ナイス香代、香代様には頭が上がらないねー
「おけー。」
自分で言うのもあれだが、昨日まで喧嘩してたようには見えないよなー。と思いつつ2階へ上る。
「香代ちゃんナイスだったね。」
「ああ、正直ありがたい。」
そして、俺の部屋の扉を開けると、香代はすうすう眠っていた。
「おーい香代、ここ俺の部屋な。」
「うーん、分かってるわよ。」
まるで、自分の部屋のようにくつろいでるな。
「まあいいや、春樹何やりたい?」
「やっぱり今日は金曜日だし、戦争かな?」
「おけおけ。」
因みに戦争といってもハワイ、ハワイ、軍艦一本取ってというやつではない。なぜ金曜日なのかは、後々分かることになるのだが。
「よし、やる気になってきたわよー。」
「じゃあ準備しといてくれ、俺は親にお前らが泊まると伝えておく。」
「よろしくねー。」
「頼んだわよ。」
そして一階に行って、その旨を伝えてきた。
「じゃあ、始めますか第一試合目を。」
「おっけー。」
「了解ー。」
なぜ金曜なのか、なぜ泊りがけで遊ぶのか気になった方もいると思うので(ほとんどの人がそうだと思うが)解説しようと思う。
まず、金曜日なのと泊りはほぼ同じ意味である。金曜日だから泊りができるねという意味である。では、なぜ泊りなのかというと、めちゃくちゃ一試合が長いのだ。今が5時であるとすると。
5:00~7:00 第一試合
7:00~8:00 夕食
8:00~10:00 第二試合
10:00~11:00 休憩・ゲーム機系のゲーム
11:00~0:00 第三試合
眠くなるまでやり続けるのだ、ちなみに最高記録は朝の10時である。今日は何時になるのだろうか。
「じゃあ始めるぞ、最初に滅んだ奴は、ジュース奢りな。」
「まけないぞー。」
「負けるもんですか。」
このゲームは何というか戦略ゲームである。兵の種類、国の特徴、指揮官によって行動マスの数や、攻撃力、攻撃範囲が決められる。このゲームの利点は、何人でプレイいても楽しめるところである。5人でやりたきゃ、5つ国を作ればいい。それだけである。勝敗は指揮官の死亡(代わりを立てることはできるが能力は基本大きく下がる。)城の陥落・占拠(占拠は城内の敵兵を全員倒す必要があるがその代わり、第二の城として使うことが可能になる。陥落は、遠くからでも大砲なりで落とすことができるがその際、拠点にはできないので、自分に余裕があるかどうかで決めよう。)味方の数が半数を切ると、士気の力が一気に下がっていき士気が0もしくは、全滅で負けとなる。という複雑なルールが設けられている。
「それでは。」
3人で一斉に言った。
『Well,let's begin war.』
新作書いてみます同時進行です。