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結局のところ  作者: こう
先生とのバトル
3/12

それだからあなたは低能で...

一応頑張ったー。って感じです。おかしなところいっぱいありそうで怖いです。修正するかも。

 教室に入って初めて、周りのクラスメイトがどんな人たちかがわかる。事前に自分のクラスは分かっているのだが、親しい友達に自分のクラスを教える程度で、元クラスメイトも結構いた。親しい友達は、5人同じクラスであることは把握しているが。しかし思ったよりも、みんなからの目線が様々だ。一人は興味深そうに、またその隣は不機嫌そうに。そして興味なさげな様子な人もある。こう考えると、春樹はかわいそうだ。自分のわがままというか、まぁ、振り回されていることは確かである。悪いとは思っても変えるつもりはないけどな。

そうすると担任は先生らしく他生徒の前では怒りを抑えている。ここだけは、この先生から自分が学べると思っているゆういつの点である。美点であるかはともかく。

「それではまず自己紹介をしてください。一番の赤川君から。」

俺は3番か、<あ>で始まるやつ多くないかな。次か。

「元1-F 3番安東皐月です。卓球部に所属しています。よろしくお願いします。」

礼をして座る。難なく終わってよかった。俺の次は、なんだ「香代」かよ。

「元1-F 4番上杉香代です。卓球部員です。よろしく。」

香代とは、中学で知り合った友達で中一からの付き合いだ。春樹と一緒に3人でよくいることが多い。

「おい香代、なんで朝いなかったんだよ。」

「仕方ないでしょあんた達遅いんだもの。」

「そうかぁ?」

「あなたたち何で朝怒られたと思ってるの?」

「あいつが低能だから?」

「遅刻したんでしょ。」

冷たく言い放つ。なんてひどいんだ。それに

「遅延だよ。遅刻じゃない。」

こいつ、分かってたけど反省してないなという顔をして言った。

「今回はあなたのてつだいしないわよ。何であなた頭下げてんのよ。」

「今回は、香代様の手伝いがどうしても必要でして。」

「分かってるわよ。それに様って。」

くすくすと笑っている。先生のほうは何とかなるのだがクラスのほうは俺だけでは何ともならないのである。なので、人格者である香代にクラスへの根回しを頼むのである。

「まあとにかくよろしく。」

「はぁ、わかったわ。」

まあ無事に春樹も自己紹介が終わり、授業もそれなり(春樹と香代としゃべっていたが)に受けて。3人で俺の家にでも寄ってゲームするだの宿題が先だの言って帰ろうかというとき、後ろから声がした。

「おい、安東に笹本何か忘れてないか?」

わすれてたー。めんどくさいな~。

「あー、はいはい。香代、先に家で待ってて。」

「ごめんね、香代ちゃん。」

「いいのよ、それじゃまた。」

こうしている間にも先生はイライラMaxである。

「じゃあ、生徒指導室まで来い。」

「はーい」

~生徒指導室にて~

「それじゃあ、説明してもらおうか。何であんな発言をしたのか。」

「先生が自分の言葉を聞いてくれないからです。」

「なぜわざわざ、声に出したりした。自分もイライラして上の人の文句も言いたくなることはあるが、決して口には出さないぞ。」

「先生、自分は自分の言い分を聞かずに決めつけたりするのは嫌いです。先生は世の中で一番偉大な発明は何だと思いますか?」

「何を言っているんだ!」

「おしえてくださいよ。」

「これだから私は文系は持ちたくないんだ。言うことが意味わからないからん。それはもちろん、電気だ。電気のおかげで今の素晴らしい生活があるんだしな。」

「理系の先生らしい回答ですね。確かに電気は素晴らしい発明ですが、僕は、言葉だと思っています。言語や、文字ではありません。言葉です。」

「言語や文字ならまだわかるが、言葉とは、意味が分からん。」

先生も、春樹も不思議そうに見ている。

「いいですか?言葉というのは、単なる10文字で人一人を変える可能性がある。そして、だれもが発することができる。こんな素晴らしいものは他にない。自分はそう思います。それは、言語と呼ぶにはちょっと不足しているもので、やはり言葉と呼ぶのが正しいと思います。なので。」

今度は口調を変えて言ってみる。

「人が先に言う言葉を勝手に予想してそうだと思い込み、ましてやその思い込みを他人に押し付けるなんて、低能以外の何物でもないな。」

「なっ。」

「それじゃあ、友達待たせてるので。春樹行くぞ。」

「ああ、うん。」

先生は口をポカポカしたまま面食らっていた。

明日からめんどくさがって話しかけてこなくなってくんないかなー。

書くことないよーん。眠いので寝ます。

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