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なろう読者の冒険が今始まる。

作者: こたつ布団

試し書き

足元で複雑な模様をした何かが俺を中心として広がっていった。


多分、これは召喚系の魔法陣だ、直感でいつも読んでいるサイトの作品を根拠に考えた。慌てて周りを見渡すが誰も居ない、よくいる巻き込まれ系主人公はいないようだ。ということは……俺が主人公と言うことではないだろうか、ハーレムができる。喜んだ、ひたすら喜んだ。しかも召喚系だ多分この先は顔の整った巫女か姫がいるのだろう。心が高鳴るのを感じる、少し髪を整えたほうがいいかと考えたがいつも整えたことがないから分からない。いろいろ考えたのだが結局今は足も沈んで何も出来ないので素直に待つことにしよう。

しても、この召喚遅すぎないか?1分ぐらいたったが、いまだにひざ下までしか沈んでいない、まぁ召喚ってのはワープみたいのだから大変なんだろう。ゆっくり待つかと、自己解決しちょうど膝まで沈んだから地面に座ろうと腰を屈めようとしたら目の端でちらっと黒い影が見えた。


「あぶない!!」


俺は突き飛ばされた。どうやら勇敢な人が地面に沈んでいく俺を助けようとしたらしい少し悲しいけどまぁいいかと、助けてくれた人に感謝の言葉を伝えようとし後ろを振り向くと。すごい勢いで彼は地面に沈んでいった。


どうやら、俺は主人公ではなく車に轢かれそうになる女の子役だったようだ。

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