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ハーレムはお金が掛かります。
ハーレムはお金が掛かります。衣食住を賄うんですから。
「それって……。間違いなく起動した、と誤解しますね」
音が鳴る、という事はそのトラップが正常に動作している、と思うだろう。
アリッサの仮説が正しければ、元凶のデージーはエリンジウム達の好感度を上げられた、と誤認する。
嫌な記憶がアリッサの脳裏を掠めたが、ランタナ達はアリッサの仮説に気を取られ気が付いていない。
「なら、誰の好意を上げようとしているのかしら?」
1人を狙うにしてはトラップの数が多過ぎる。
「数や今までのアイツの行動から、エリンジウム殿下、モルセラ、サンキライ、ガウラそしてマロウだろうな」
ファルシオンの言葉にマロウが嫌そうに眉を顰め
「ファルシオン先生も狙われてますよ、多分」
と、言いため息を吐いた。
「6人もの男性を?何をしたいのかしら?」
ランタナが首を傾げるとマロウがさらに嫌そうな顔で呟いた。
「何処かの国の王は見目良い女性を自分の周りに侍らせ、ハーレムというものを作った、と聞いたことがある」
「王では無いのに出来るのですか?何人もの女性を侍らすなんて、そんじょそこいらの金持ちじゃ出来ませんわ」
ランタナの意見に3人は笑い出してしまった。
GWはまったり。




