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トラップにはトラップを、です。
魔道具作りしました。
「あれ?アリッサさんは?」
ランタナが1人で戻ってきたファルシオンに声を掛けると、ファルシオンがフッと黒い笑みを浮かべた。
「魔道具に少し手を加えるぞ」
「面白そうな予感しか無いですね」
マロウもファルシオンと同じ黒い笑みを浮かべる。
「勿論、私達にも手伝わせて貰えますよね」
ファルシオン達の会話が聞こえたのだろう、エリンジウム達も静かに怒りを湛えた目でファルシオンをみる。
「勿論だ」
トラップの前で妙な動きをしたものを片っ端から見つけ、元凶を特定することに全力を尽くすことが最優先事項となった。
魔道具を作る素材のアンサシアの根が潤沢にあり、ファルシオンが全面的に協力すると、魔道具はアリッサがダンジョンから戻る頃には全て作り終え、設置するだけになっていた。
「もう終わったのですか。明日は槍が降っても驚きません」
大量の魔道具を見ながら、あれだけ怠惰だったファルシオンの行動にアリッサは呆れていた。
「取りこぼしがない様、コレは1ヶ月放置する。君達は普段通りの生活をする様に」
ファルシオンの言葉に全員頷くと、言われた通り、普通の学生生活を送った。
昨日より暑いって。




