表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/43

忘却魔法

 「とりあえず俺は学校に戻ります」


 「学校側には適当に説明しといてほしいわ」


 「分かりました」


 (全く。頼もしくなったわね)


 ホレスは転移して学校に戻った。


 *


 「ホレス!アデルは?」


 ホレスは心配そうに見てくるアリスの肩を叩いた。


 「この事件のことは忘れてくれ」


 ホレスはアリスに忘却魔法をかけた。


 (ごめん、アリス。あと3人に忘却魔法をかけるのか)


 ホレスは発見者、マールデン、ロベルトの順に忘却魔法をかけていく。


 「終わった」


 「何が?」


 「秘密」


 「え~」


 「さあ、部室に戻るか」


 ホレスはソフィアとアデル以外にこの事件を知っている人の事件についての記憶は消したと思い込んでいた。

 だが、違った。一人だけこの事件を覚えている人物がいたのだ。


 「ホレスらしくないね」


 ロベルトがポロリとこぼした。しかしこの言葉がホレスに届くことはなかった。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ